- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > villagebooks
内容説明
超美形の彼氏ダーメンは、数百年を生きてきた「不死人」だった。エヴァーは何世紀も前から彼と恋に落ち、結ばれる直前で命を落とすという運命を繰り返してきた。だが、ダーメンと同じ不死人の道を選んだエヴァーは新たに彼と愛を誓う。今度こそ結ばれる、そう思った矢先、謎めいた転校生が現れ、ダーメンの態度が急変する。失意のエヴァーに明かされる邪悪な策略とは…。
著者等紹介
ノエル,アリソン[ノエル,アリソン] [No¨el,Alyson]
カリフォルニアのオレンジカウンティに生まれ育つ。ジュエリー作家、ホテルのフロントパーソン、フライトアテンダントなど多様な仕事をしたのち作家に。現在は南カリフォルニアで次の作品を執筆中
堀川志野舞[ホリカワシノブ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみちゃん
9
何世紀も前からダ―メンと恋に落ち、結ばれる直前で命を落とすという運命を繰り返してきたエヴァーは、不死人になるという道を選び、新たに愛を誓い合う。今度こそ・・っと思った矢先に、謎の転校生が現れる。その日を境に、エヴァーの日常が少しずつ狂っていく。あんなに愛し合っていたのに、エヴァーを疎ましく思うダ―メンを読むのが辛かったです。学校の中で、日に日に孤立していくエヴァー。精神的に参っている彼女をいたぶるマーロンがぞっとするほど、気持ち悪かったです。作中、ライリーが出てきたときは、ちょっとうれしかったです。2013/04/26
つぶあん派
8
読み終わって呆然としている。エヴァーちょっとエヴァーなんでそうしたの?って思ったけれど、考えてみればあんなつらい状況に追い込まれたら、判断を間違ってしまうこともあるだろうし、頼れる人がいたらその人を全力で頼ってしまうのもよくわかる。それにしても、双子も双子で分かりづらい。一巻でも思ったが、もうちょっと意思の疎通ができてたらいいのに。心がわかると、言葉が足りなくなるということなのかと思うと、実はこの本はものすごいリアルなのではと感じて震えた。それとローマンが恐ろしすぎて怖いです。今後二人はどうなるのか…。2013/04/25
しゃお
6
エヴァーの愛する人を救う為に下した決断は実に切ない。けれどもその決断の先にあるもの・・・ラスト間際に再びエヴァーが下した決断は「どうして?!」と思わざるを得ないよなぁ。ただ、ああいう場面で正しい答えを見つけるのはきっと難しいんでしょうね。。。 さて、エヴァーとダーメンはこの先どのような答えを見つけるのか。そしてローマンは果たして。続きが早く読みたいところです。2013/04/30
黒崎ディートリッヒ
4
不死人の美青年ダーメンと恋に落ちた異能力者の女子高生、エヴァー。彼女は彼女自身が、彼と共に転生を繰り返してきた不死人だったことを知る。そんな中、新たな不死人が現れて?! 再読。パラノーマル・ロマンス。ローマンはステーシアと違って、『赤と黒』のジュリアンみたいな外面美青年で、隠れて邪悪ですよね。スクールカーストをなくして、皆仲良くしましょう・・・・その本心は、エヴァーをダーメンから引き離して、さらに周りの友人たちからも孤立させることだったなんて。ステーシアも腹立つけど、ローマンこそ悪役らしくムカつく奴だ。2014/12/17
よきかな
4
エイヴァは絶対に厄介な存在になると思った。アメリカの女子高生の思考を追うのに疲れたので、ちょっと冷却期間を置いてから3冊目を読みたい。2014/11/19