内容説明
令和日本からの助けにより、史実とは異なる歴史を歩み始めた昭和日本であったが、それでも米国との力の差は容易に埋められなかった。過去の日本を救わんとする科学者、田伏由佳は、引き続きテクノロジーの提供など過去への干渉を続ける。そんななか、圧倒的な国力を覆すべく、未来からもたらされた人工知能は、ある作戦を導き出す。それは、米総司令官マッカーサーを捕縛するという、なんとも大胆不敵な奇策であった。一方、態勢を整えた米太平洋艦隊は、熾烈な反撃を開始。それに対し日本海軍は、無人攻撃機…いわゆるドローン部隊を投入し、戦局の打破を試みる。そしてついに最新鋭機「震電」が、B24大編隊と激突する!
著者等紹介
橋本純[ハシモトジュン]
群馬県出身、比叡山中在住。1990年、コンバットコミック誌(日本出版社)にてコミック原作者デビュー。同誌軍事解説を手掛ける一方で、多数の漫画家に原作を提供、単行本『逆転太平洋戦争』の基本年表設定等を行った。1993年、『ト・ロ・ル』(光栄刊)で小説家デビュー。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ikedama99
5
続きを購入したので再読。人工知能の戦況予測はまだしも、ドローンによる迎撃は・・、そんなに技術が伴うのかと、違和感があった。インド独立の動きはあってもいいとは思った。次の巻へ。2025/09/18
ikedama99
5
続きを購入したので、再読。令和の部分の導入と日本側にVT信管が出るという何とも・・という術的な部分と、インドの独立への動きという略の部分が出てくる。震電の戦いの続きは・・。2025/09/18
ikedama99
4
単純な話ではなくなってきていると感じた。架空戦記ではなく、SF小説として読むのがいいのかもと思った。続きは気になる。2024/08/17




