文春文庫<br> ミナを着て旅に出よう

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文春文庫
ミナを着て旅に出よう

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167900632
  • NDC分類 589.2
  • Cコード C0195

出版社内容情報

オリジナルの生地から作り上げる唯一無二の服作り。ミナの服にはどこか懐かしい心象風景が宿る。クリエイションの源を語った名著。

ミナ ペルホネン誕生の奇跡がここに

生地からオリジナルで作り上げる唯一無二の服作り。駅伝のチームワークにも似た独自の仕事スタイルとは? 初の著書がついに文庫化。

内容説明

オリジナル生地から服を作り上げる独自のファッションブランド「ミナペルホネン」。温かな手触りと空気感に満ちたコレクションからは、どこか壊かしい心象風景が立ち上がってくる。魚市場で働いていた若き日々から、駅伝のようなチームワークの現場まで、クリエイションの源を静かに語った宝物のような一冊。

目次

ミナが生まれるまで
デザインをするということ、ものを作るということ
毎日のこと、お店のこと
旅行の楽しみ、北欧の魅力
影響された人たちのこと
今のミナ、これからのミナ
文庫版付録 その後のミナ
対談 松浦弥太郎×皆川明

著者等紹介

皆川明[ミナガワアキラ]
1967年東京生まれ。文化服装学院卒業後、95年に自身のファッションブランド「min¨a(ミナ)」を設立。2000年、白金台に直営店をオープン。02年に青山スパイラルガーデンにてエキシビション「粒子」を開催。03年、ブランド名を「min¨a perhonen」と改める。翌年より、パリでも新作発表を始める。2006年、毎日ファッション大賞を受賞。また、デンマークのテキスタイルメーカー「クヴァドラ」社をはじめ海外のテキスタイルメーカーにもデザインを提供(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こーた

126
アパレルブランド、というよりはファブリックやテキスタイルのブランド、ミナペルホネンの創業者、皆川明さんのエッセイ、というかインタヴューというか。二十年前に作られた本だから、ミナがブランドとして定着してきた頃の話で、この文庫版はさらにそこから十年後、いまからだと十年ほど前で、会社は現在の規模にずいぶん近くなっている。生い立ち、立ち上げ、仕事、継承から終わらせ方まで、射程は長い。百年つづける、ていいよね。度々出てくる〈部活〉という表現は、僕に置き換えると〈研究室〉に近いのかな、とおもいながら読む。⇒2025/04/03

ミエル

35
ミナペルホネンはデザイナーの皆川さんのライフワーク、それが100年先まで思いが詰まった偶像になっているのがすごい。作り上げた偶像を駅伝方式でものづくりを紡ぐスタイルはもはや伝統工芸の域。どの代のデザイナーも終着させなくていい、という思想が目から鱗。確かにミナならば可能ではないかと思う。トレンドを作らない、外野の評価に踊らされない、でも従業員を抱えた企業として生きる対極の課題、難しいな。バランスを取ることが理想だけど、ものづくりに特化し過ぎてしまうのがよくある話。中世の工房の発想に近い?2019/02/07

紫羊

31
カバーの蝶々のデザインが可愛らしくて手に取りました。作者のように心のある作り手が、丁寧なモノ作りを時代を超えて伝えていく。そして使い手も、大切に次の世代に残していく。素敵なことだと思います。2015/03/09

りえこ

27
素敵な本でした。もの作り、楽しそうだなと思いました。皆川さんの考えていることがとても魅力的で、だからあのデザインになるのかーと思いました。2020/06/26

ykshzk(虎猫図案房)

26
この本が書かれた頃に私は新社会人で、皆川さんの服を1枚買った。着るとリッチな気分になるとかではなくて、今日1日を大事にしようと思えるような服だった。メディアで拝見するたび(良い意味で)「デザイナー」っぽく見えない態度の人で良いなと思っていたが、どういう背景で皆川さんと彼のブランドminaが出来たのかをこの本で知ることが出来、その佇まいの理由が分かった。世の中の流れが良いこととは限らない。大事なことに気づくには、流されない。気にしない。自分が納得の行く生き方をするってことは、何を着るかとも直結してるはず。 2024/04/24

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