内容説明
天皇が即位の儀式として執り行う践祚大嘗祭で欠かせない祭祀具。この神聖なる二つの布の成り立ちと歴史に迫る。
目次
第1章 大嘗祭とはなにか(践祚大嘗祭を通して日本文化を考える;大嘗祭の成り立ち ほか)
第2章 大嘗祭と二つの布(神御衣とは;大嘗祭祝詞 ほか)
第3章 麁服(麁服とはなにか?―プラスとマイナスが調和する世界;天の岩屋戸に入ったアマテラスオオミカミ ほか)
第4章 繪服(繪服とはなにか?なぜ絹なのか?;大嘗祭での絹「繪服」 ほか)
著者等紹介
中谷比佐子[ナカタニヒサコ]
きもの文化研究家、きものエッセイスト、きものジャーナリストとして、活躍。大分市出身。共立女子大学文芸学部卒業。女性誌の編集記者を経て(株)「秋櫻舎」を設立。きもの季刊誌「きもの秋櫻」の発行。農林水産省蚕糸業振興審議会委員として、国産シルクブランドの開発に携わる。平成25年「蚕糸功績賞」を財団法人第日本蚕糸会、正仁親王より拝受
安間信裕[アンマノブヒロ]
民俗学研究家、NPO法人神麻注連縄奉納有志の会代表理事。忌部神社麁服貢進会理事
門家茂樹[モンヤシゲキ]
忌部神社宮司、三ツ木八幡神社宮司。木屋平貢に鎮座する三ツ木八幡神社の宮司も兼務する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件