内容説明
米中関係が貿易関税戦争により悪化する中、一隻の米イージス駆逐艦「ラングート」が、航行の自由作戦として、台湾海峡を縦断しようとしていた。しかし、二機の中国軍戦闘機「殲20」と、海上に現れた無数の中国船団によって行く手を遮られ、急遽、同艦は台湾領の金門島へ針路を変更する。一方、中国からの独立の是非を問う住民投票の前日だった台湾では、各地で同時多発的に爆破テロが勃発する。米中両国の緊張状態がいっきに高まる中、米艦隊は南シナ海に造られた中国の人工島破壊作戦を開始し、戦いの火蓋が切られるのであった…。
著者等紹介
子竜螢[シリュウケイ]
1954年生まれ。高岡商業高校を卒業後、会社員や商店経営などを経て、学研主催の第二回歴史群像大賞にて奨励賞を受賞したのをきっかけに、プロに転向。1996年に『不沈戦艦紀伊』(学研刊)にてプロデビューする。著作は80冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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