内容説明
昭和16年12月8日、日本軍は真珠湾を攻撃し、ついに太平洋戦争へと突入してしまった。そんな中、昭和17年10月、アメリカが底力を発揮してくる前に完成すべく全力をそそいできた陸海軍共同開発機「富嶽」の試作第一号機が待望の初飛行を迎えた。一方、ドイツによる核分裂の研究成果から同国に脅威を感じたアメリカは、1942年(昭和17年)10月、原子爆弾を製造するべく「マンハッタン計画」を本格始動させる。たった一発で東京を壊滅させられる原子爆弾の開発をしていることを知った日本は、一刻も早くアメリカ本土を爆撃し得るために、富嶽編隊を柱にした新たな計画に挑むのだが…。戦記シミュレーション・シリーズ。
著者等紹介
和泉祐司[イズミユウシ]
1944年生まれ。東京理科大学卒業。コンピュータ会社で基本ソフトウェア、教育システムの開発に携わる一方、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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