内容説明
開業100周年!この本をもって電車旅へ出かけよう!ホームの目の前は海だった!花と果実の楽園があった!?厳島合戦で名高い「火立岩」が消えた。懐かしの風景が甦る。約100年前の「電車沿線案内」「鳥瞰図」復刻資料付き。
目次
イントロダクション 黎明期の宮島線は花と果実に包まれたシーサイドラインだった
宮島線のむかしを探る「電車沿線案内」「初三郎鳥瞰図」を復刻
花と果実に包まれた宮島線のはじまり 広電西広島駅
忘れ去られた桃山の跡を探す 東高須駅・高須駅
長いホームからみる歴史の変遷 古江駅
魚の香り漂う港町として栄えた駅 草津駅
観光名所 梅山で賑わう地域 草津南駅
探索で見つける開業時の宮島線 商工センター入口駅
海岸の手がかりが色濃く残る 井口駅
山川の景色を橋の上で楽しむ 修大協創中高前駅
伝説が印象深いかつての娯楽名地 広電五日市駅
かつて五日市の中心だったエリア 佐伯区役所前駅
らくらく行けた楽しい空間 楽々園駅
宮島線で一番標高の高い駅 山陽女学園前駅
穏やかに歴史が眠る街 広電廿日市駅
トンネルと橋から紐解く道の変遷 廿日市市役所前(平良)駅
地域の日常を支える駅 宮内駅・JA広島病院前駅
保養施設などで賑わった地御前神社 地御前駅
瀬戸内海を望む「秘境駅」 阿品東駅
懐かしさの残る場所 広電阿品駅〔ほか〕
著者等紹介
中田裕一[ナカタユウイチ]
2022年に退職するまで35年間、広電宮島線の運転士として乗務。在職中に、旧広電廿日市駅舎の解体を通して宮島線の歴史に興味を持つ。現在は宮島線歴史たずね人として活動しながら、宮島線や公共交通について発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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