内容説明
山田耕筰、カラヤン、ケーニヒとのつながり…。半世紀の時を経て、謎多き養父の足跡を追う。丁未音楽会から広島に繋がるオーケストラ120年の歴史。
目次
第一章 NHK広島交響楽団
第二章 少年時代
第三章 陸軍入隊
第四章 被爆者支援と交響楽
第五章 広島市民交響楽団
第六章 さまざまなこぼればなし
第七章 定の謎にせまる
第8章 奉仕の精神と定の育った町
第9章 「第九」そして、定の死
第10章 未来に向けて
著者等紹介
〓橋勇[タカハシイサム]
1968(昭和43)年生まれ。(広島国泰寺高校、青山学院理工学部経営工学科卒。〓橋定の弟・満の一人娘・満里恵の二男三女の内の次男。生まれてすぐに定の養子縁組となり入籍。定の葬儀では1歳で喪主となる。10歳より、定の妻・温子に育てられる。大学卒業後、外資系のコンサルタント会社でシステム関係の仕事を2年程した後、実父・督の経営するクレトイシと世界最大の研削研磨メーカー・米国ノートンカンパニー(当時ノートンカンパニーはフランスの名門サンゴバンに買収されていた)との合弁会社・クレノートンに入社。32歳のときに私がそれを引き継いで7年経営した。督が亡くなる直前にサンゴバンとの合併を解消する交渉に入り、完了した。しかし同時期に督も亡くなってしまい退職(元研削砥石工業会副会長、技術委員長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。