内容説明
幕末のベストセラー『日本外史』は、戦争の道を進む近代日本を背景に読まれ方が変化し、頼山陽自身の評価にも影響を与える。山陽が史書に託した真意とは?新田次郎文学賞受賞作『頼山陽』の著者・見延典子が四半世紀をかけて掘り起こす、初めての頼山陽論。
目次
第1部 江戸後期、幕末、明治、大正(頼山陽をとりまく政治世界;明治政府にとっての頼山陽;頼山陽の天皇批判)
第2部 昭和、平成、令和(頼山陽文徳殿の建設経緯;「頼山陽没後百年」の真実;頼山陽と戦争国家)
著者等紹介
見延典子[ミノベノリコ]
1955年、札幌市生まれ。早稲田大学文学部卒業。2001年『すっぽらぽんのぽん』(南々社)で第19回頼山陽記念文化賞受賞。2008年『頼山陽』(徳間書店)で第27回新田次郎文学賞受賞。「頼山陽ネットワーク」公式ホームページ編集人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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