ルリユール叢書<br> ポンペイ最後の日〈上〉

個数:

ルリユール叢書
ポンペイ最後の日〈上〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月10日 11時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 424p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864883016
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

ヴェスヴィオ山爆発で壊滅した古代ポンペイを舞台に才色兼備のギリシア人美女をめぐって青年貴族とエジプト人魔術師が対決する。魔術、占星術、魔女、媚薬、イシス女神を駆使し、人間の愛憎、キリスト教の黎明、殺人、剣闘士の死闘などを描く。発掘されたポンペイ遺跡の入念な調査に基づき、当時のローマ文化と風俗、ポンペイの退廃的な文化と生活を精緻かつ流麗に再現。優美な「悲劇詩人の家」や豪奢な「ディオメデスの別荘」での饗宴、公衆浴場での入浴、フォルトゥナ神殿や公共広場、円形闘技場の建築や剣闘士の闘技なども克明に描かれる。小説『ぺラム』で一世を風靡したブルワー?リットンの織りなす波乱万丈の歴史小説。ヴィクトリア時代にゴシック小説を復活させたブルワー?リットンは、本作でもゴシック手法を駆使して一大恐怖絵巻をくり広げる。ポーに影響を与え、探偵小説・スリラー小説・ファンタジー・SFの父と呼ばれたブルワー?リットンのスリルとサスペンスにみちた不朽の名作が待望の完訳でここによみがえる。
 本作品は数々の映画化により、世界的に有名な小説となった。だが、ヘンリー・ミラーが『ポンペイ最後の日』を「最も大きな影響を受けた一〇〇冊の本」の一冊に選んでいることからもわかるように、本作は単なる娯楽作品にとどまらず、人間の情熱、愛と死、信仰、人生哲学など、深甚な人間の諸問題をあつかう畢生の大作となっている。
上巻は全五部のうち第三部までを収録、

内容説明

華麗な古代ポンペイを舞台にギリシア人美女をめぐり青年貴族と魔術師が対決。魔術、占星術、イシス女神を駆使し、人間の愛憎、キリスト教の黎明、剣闘士の死闘を描く。小説『ペラム』で一世を風靡したブルワー=リットンの波乱万丈の歴史小説―不朽の名作が待望の完訳でよみがえる。

著者等紹介

ブルワー=リットン,エドワード[ブルワーリットン,エドワード] [Bulwer‐Lytton,Edward]
1803‐73。イギリスの小説家、詩人、劇作家、政治家。男爵。ケンブリッジ大学卒業。1831年より政界で活躍、植民地大臣まで務めた。社交界小説や犯罪小説、歴史小説、ゴシック小説など、多彩な作風の作品で成功を収めた

田中千惠子[タナカチエコ]
1957年、兵庫県生まれ。首都大学東京大学院(現東京都立大学大学院)人文科学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。英文学・表象文化論。大阪大学大学院文学研究科非常勤講師などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

37
AD79、ベスビオ山の噴火により長い眠りについたポンペイ。 その最後の日々を、ギリシャ人グラウコスと恋人イオーネ、彼女を狙うエジプト人アルバケースらの物語を通して描く巨篇。ポンペイに住まう人々の普段の暮らし(共同浴場、裕福な人々がお気楽に過ごす様、下層階級の人々の過酷な日過ぎなど)を鮮やかに描き、まるで彼らが目前に立ち上がるよう。 イラストや写真で「共同浴場」「悲劇詩人の家」「ディオメデスの屋敷」などを確認しながら読むとまた臨場感ひとしおです。2024/12/24

rinakko

10
ヴィクトリア朝の作家が当時における念入りな調査に基づき、文明が爛熟したローマの小型版・古代ポンペイを舞台に描いたゴシック歴史小説。“陽気なポンペイの人びとは刻々と近づく恐るべき運命の警告があったことさえ忘れてしまった。”2024/08/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21993188
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品