出版社内容情報
メキシコ革命を兵士として生きた後、労働者として、変動するメキシコシティの地を這って生きるヘスサという女性は何者か――ジャーナリストの経験を活かし、一個人の証言を多声的な〈女性〉の物語へと昇華させた、セルバンテス賞受賞の女性作家によるルポルタージュ文学の傑作長編。本邦初訳。
内容説明
メキシコ革命を兵士として生きた後、労働者として、変動するメキシコシティの地を這って生きるヘスサという女性は何者か―ジャーナリストの経験を活かし、一個人の証言を多声的な“女性”の物語へと昇華させた、セルバンテス賞受賞の女性作家によるルポルタージュ文学の傑作長編。本邦初訳。
著者等紹介
ポニアトウスカ,エレナ[ポニアトウスカ,エレナ] [Poniatowska,Elena]
1932‐。ジャーナリスト、小説家。パリに生まれ、1942年にメキシコへ移住。1978年、女性で初めて全国ジャーナリズム賞を受賞。本書とあわせて、『トラテロルコの夜』『ティニシマ』『レオノーラ』など、数々の作品が文学賞に輝く。文学創作に証言を織り合わせながら、強靱でしなやかな独自の文体を確立してきた。その功績によって2013年にセルバンテス賞を受賞
鋤柄史子[スキカラフミコ]
大阪府生まれ。メキシコ、チアパス自治大学先住民研究所にて修士課程修了、客員研究生を経て、2020年秋よりスペイン、バルセロナ大学社会人類学博士後期課程に在籍。現在の研究テーマはチアパスにおける文芸と翻訳の人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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