ルリユール叢書<br> シャーンドル・マーチャーシュ〈上〉―地中海の冒険

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ルリユール叢書
シャーンドル・マーチャーシュ〈上〉―地中海の冒険

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  • サイズ 46判/ページ数 456p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864882729
  • NDC分類 953
  • Cコード C0397

出版社内容情報

「逃げるんだ、マーチャーシュ! 生きて、裏切り者に鉄槌をくだせ!」 ハンガリー独立運動の道半ばにして斃れた仲間たちから「裁き」の使命を託されたシャーンドル・マーチャーシュ伯爵。果たして彼は、奸智に長けた仇敵たちを捕らえることができるのか?――――『海底二万里』『八十日間世界一周』を凌駕し、ジュール・ヴェルヌの小説シリーズ〈驚異の旅〉の中でも最大級のスケールを誇る、狂瀾怒濤の海洋冒険物語。上巻は、全五部のうち第三部第四章までを収録。エッツェル版挿絵全点を掲載した新訳決定版。

内容説明

祖国ハンガリーの独立に向けた蜂起を計画し、順調に準備を進めていたはずの大貴族シャーンドル伯爵を待ち受ける試練とは―『海底二万里』『八十日間世界一周』の作者ジュール・ヴェルヌが描く、狂瀾怒涛の海洋冒険物語。全五部のうち、第三部第四章までを収録。エッツェル版挿絵全点掲載の新訳決定版。

著者等紹介

ヴェルヌ,ジュール[ヴェルヌ,ジュール] [Verne,Jules]
1828‐1905。フランスの小説家。港町ナントに生まれる。1848年に法学部生としてパリに上京後、学位を取得するも代訴人であった父の事務所を継ぐことを拒否、文学修行に励む。1863年、前半に出会った出版者エッツェルの手で、長編第一作となる『気球に乗って五週間』が刊行される。以後、世界中を舞台とした冒険小説の連作“驚異の旅”をエッツェル社から発表、SFの先駆けとなったほか、その遊戯的な形式性が二十世紀の主流文学にも影響を与えた

三枝大修[サイグサヒロノブ]
1979年、千葉県生まれ。ナント大学博士課程修了、博士(文学)。現在、成城大学経済学部教授。専門は近代フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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星落秋風五丈原

31
 1867年、トリエステ(当時はオーストリア領)で伝書鳩から謎の暗号文が見つかる。鳩の向かう先がマジャール人富豪のシャーンドル・マーチャーシュ伯爵であることから怪しんだ発見者のサルカニーとツィローネは、伯爵には何かやましいことがあると察する。サルカニーはちょうど銀行家シーラス・トロンタルから縁切り宣言された所だったが、一口乗らせることで関係を復活させようとも目論む。密告で大金を手に入れるため、トロンタルと組んでこれを調べ上げ、証拠を押さえるべく伯爵の屋敷に潜入し、さっそくオーストリア警察に密告する。2023/06/23

Roca

1
『モンテ・クリスト伯』ファンとしては外せまい、と思って読み始めた本作、材料は同じでも料理の仕方はまさにデュマとは違う、ヴェルヌの味だ。東欧と南欧の交差点であるアドリア海沿岸という舞台の魅力的なこと。巻頭の地図と本編の間を何度も往復しながら、新しい地名が出てくるたびに、聞いたことあってもなくても、その街の景色をネットで検索し眺めに行く。そして実際に訪れてみたくなる。下巻はアドリア海からさらに地中海全域に広がっていくのかな。楽しみだ。2025/04/23

さては南蛮チキン

0
冒頭にデュマへの献辞を送っている通り、全体のストーリーはあの作品をオマージュしているのが分かる。ただ、ヴェルヌっぽい情景描写の細かさや冒険の描写はいつもの通り。本の最初に主人公たちの訪れた土地の地図が載っているので、いまどのへんだ、とページをめくるのが面倒でありながらも楽しい体験だった。 ただ、少し描写がくどいのが昔ながらの本ならではか。飛ばし飛ばし読んでいても問題ない程度にストーリーの進みは遅いので、上下巻でもすんなりと読めた。2024/08/28

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