ルリユール叢書<br> ピェール 黙示録よりも深く〈下〉

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ルリユール叢書
ピェール 黙示録よりも深く〈下〉

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  • サイズ 46判/ページ数 391p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864882620
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

理想と現実に引き裂かれる曖昧なる人間の愚かさを見つめ、キリスト教社会の欺瞞、西欧社会の偽善を炙り出す――『白鯨』の著者メルヴィルが世界の破滅絵図【ピクチュアレスク】として描いた大長編の問題作。故郷からの旅立ち、作家への道と破天荒な人生行路が待ち受ける〈第十三の書〉から〈第二十六の書〉までを収録。

内容説明

理想と現実に引き裂かれる曖昧なる人間の愚かさを見つめ、キリスト教社会の欺瞞、西欧社会の偽善を炙り出す―『白鯨』の著者メルヴィルが世界の破滅絵図として描いた大長編の問題作。故郷からの旅立ち、作家への道と破天荒な人生行路が待ち受ける“第十三の書”から“第二十六の書”までを収録。

著者等紹介

メルヴィル,ハーマン[メルヴィル,ハーマン] [Melville,Herman]
1819‐91。ニューヨーク生まれのアメリカの小説家・詩人。1832年父の事業破綻に続く、父の狂乱死を経験。以降十分な教育を受けることなく、商船体験や捕鯨船体験、軍艦体験を経て、世界の状況を観察。1844年帰国。その体験中、捕鯨船脱走ののち食人種「タイピー族」と暮らした経験を、1846年に『タイピー』として作品化して評判となり、作家として自立した。代表作『白鯨』(1851)は出版時、評価としては不調であった。また本作『ピェール』(1852)は重要な作品ながら厳しい評価を受けた

牧野有通[マキノアリミチ]
1943年、北海道生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院博士課程単位取得退学。アメリカ・アイオワ大学大学院修士課程修了。元明治大学文学部教授。日本メルヴィル学会会長、アメリカ・メルヴィル協会会長(2017年度)を歴任。メルヴィル、フォークナー関係研究書、論文、訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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蛙坂須美(アサカスミ)

0
面白かった。ビルドゥングス・ロマン的な導入から徐々にそのアンチテーゼに傾いていく物語で、前半のかったるさを乗り越えてしまえばメルヴィルの企みがバシバシとキマりはじめるので飽きさせない。とはいえその小説的快楽はあくまで表層の戯れにすぎないのでは? という点は読書会でも指摘されたところで、刊行当時「狂気の書」として完全に黙殺されたというのも宜なるかなという気がする。小説としては相当に破綻しているが、これはもっと現代小説の文脈で読まれてもいい作品じゃないかな。2023/04/24

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