出版社内容情報
井伏鱒二や太宰、三浦哲郎など直に接した作家や自らの文学世界についての文学随筆60篇を初書籍化。生誕百年記念刊行・第五弾。「終生の師」と仰いだ井伏鱒二をめぐる回想とその作品の魅力。太宰治・三浦哲郎・谷崎精二など直に接した作家たち。そして自らの文学世界について。名著『清水町先生』に続く、文学随筆60篇を初書籍化。限定1000部。生誕百年記念刊行・第五弾。
1=井伏鱒二について
2=太宰治・三浦哲郎について
3=その他の作家について
4=自作について
5=囲碁・将棋について
6=初期批評・書評
収録作品解題
解説 〈小沼丹生誕百年祭〉に参加して(竹岡準之助)
小沼丹[オヌマタン]
著・文・その他
内容説明
「終生の師」と仰いだ井伏鱒二をめぐる回想とその作品の魅力。太宰治・三浦哲郎など身近に接した作家たち。そして、静かに磨き上げた自らの文学世界について。初書籍化となる文学(+将棋・囲碁)随筆集。
目次
1(井伏さんと云ふ人;井伏さんの将棋 ほか)
2(「晩年」の作者;友情について ほか)
3(オルダス・ハツクスリイ;スチヴンスン ほか)
4(文学への意志;文学は変らない ほか)
5(将棋漫語;カラス天狗 ほか)
6(文芸時評;書評)
著者等紹介
小沼丹[オヌマタン]
1918年、東京生まれ。1942年、早稲田大学を繰り上げ卒業。井伏鱒二に師事。高校教員を経て、1958年より早稲田大学英文科教授。1970年、『懐中時計』で読売文学賞、1975年、『椋鳥日記』で平林たい子文学賞を受賞。1989年、日本芸術院会員。1996年、肺炎により死去。海外文学の素養と私小説の伝統を兼ね備えた、洒脱でユーモラスな筆致が没後も読者を獲得し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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