銀河叢書<br> 井伏さんの将棋

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銀河叢書
井伏さんの将棋

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864881586
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0395

出版社内容情報

井伏鱒二や太宰、三浦哲郎など直に接した作家や自らの文学世界についての文学随筆60篇を初書籍化。生誕百年記念刊行・第五弾。「終生の師」と仰いだ井伏鱒二をめぐる回想とその作品の魅力。太宰治・三浦哲郎・谷崎精二など直に接した作家たち。そして自らの文学世界について。名著『清水町先生』に続く、文学随筆60篇を初書籍化。限定1000部。生誕百年記念刊行・第五弾。

1=井伏鱒二について
2=太宰治・三浦哲郎について
3=その他の作家について
4=自作について
5=囲碁・将棋について
6=初期批評・書評
 収録作品解題
 解説 〈小沼丹生誕百年祭〉に参加して(竹岡準之助)

小沼丹[オヌマタン]
著・文・その他

内容説明

「終生の師」と仰いだ井伏鱒二をめぐる回想とその作品の魅力。太宰治・三浦哲郎など身近に接した作家たち。そして、静かに磨き上げた自らの文学世界について。初書籍化となる文学(+将棋・囲碁)随筆集。

目次

1(井伏さんと云ふ人;井伏さんの将棋 ほか)
2(「晩年」の作者;友情について ほか)
3(オルダス・ハツクスリイ;スチヴンスン ほか)
4(文学への意志;文学は変らない ほか)
5(将棋漫語;カラス天狗 ほか)
6(文芸時評;書評)

著者等紹介

小沼丹[オヌマタン]
1918年、東京生まれ。1942年、早稲田大学を繰り上げ卒業。井伏鱒二に師事。高校教員を経て、1958年より早稲田大学英文科教授。1970年、『懐中時計』で読売文学賞、1975年、『椋鳥日記』で平林たい子文学賞を受賞。1989年、日本芸術院会員。1996年、肺炎により死去。海外文学の素養と私小説の伝統を兼ね備えた、洒脱でユーモラスな筆致が没後も読者を獲得し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりくに

37
「小沼丹」という人は、前から気になっていたが、縁がなかった。英文学の先生だが、「エッセイ」というより「随筆」というに相応しい押しの強くない、あっさりした筆致で、とても好感が持てた。タイトルになっている「井伏さん」の文学の話、そして「将棋」の話が興味深い。師である「井伏さん」の文学の構成要素は、「旅行」と「つつましい庶民感情」だと。現実の正面でなく、いきなり「横顔」-「急所」を抑えると。「将棋」好きは相当なもので、少なくて「十番」と。他は疲労で脱落し、「一人去り、二人去り、近藤勇はただひとり」と憮然呟くと。2019/05/25

qoop

8
井伏鱒二を始め交遊のあった作家たち、文学や囲碁・将棋にまつわる随筆などを集めた一冊。中で庄野潤三について〈さう頻繁に会ふことはない〉とあって少し意外に感じた。でもそうか、会う頻度と親しみの度合いは相関するわけじゃないからな、と改めて思わされた。本書は未知谷の小沼丹全集に未収録の作品を集めたとのことで落ち穂拾い的な印象は拭えないのだが、随所でこうしたハッとする文章に出会す。こうした企画ならではの読み応えとも言えるだろう。2021/12/10

きゅー

7
井伏鱒二に関するいくつかの随筆が冒頭に置かれ、その後将棋や碁に関するものなどが収録されている。やはり井伏鱒二についての随筆が面白い。50年も付き合いがあればそこそこの話が出てくるだろうに、実際には将棋と酒の話ばかり。特に将棋は好きだったようで昼から深夜までぶっ続けで将棋を指すこともあったという。また、井伏鱒二と小沼丹が将棋を指しているのを加藤一二三が見ていて、筋が良いと井伏鱒二を褒めたこともあるという。収録されているものは落穂拾い的な内容なので、小沼丹、あるいは井伏鱒二に興味が無いと途中で飽きてしまうかも2022/05/20

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