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内容説明
カエサル、ウェルギリウス、セネカ、ペトロニウス…ラテン語文学は他の何よりも、現代日本人の生きる指針になりうる。古代ローマの古典を一冊で案内する名著。第五回鮎川信夫賞(詩論集部門)受賞。
目次
カエサル『ガリア戦記』
カエサル『内乱記』
スエトニウス『皇帝伝』
タキトゥス『年代記』
ウェルギリウス『アエネイス』
ウェルギリウス『牧歌』
ウェルギリウス『農耕詩』
ルクレティウス『事物の本性について』
オウィディウス『悲しみの歌』
オウィディウス『変身物語』〔ほか〕
著者等紹介
高橋睦郎[タカハシムツオ]
1937年北九州市生まれ。福岡教育大学国語国文学専攻。在学中に処女詩集『ミノ・あたしの雄牛』を刊行。現代詩を中心に、短歌、俳句、小説、能、狂言、浄瑠璃などあらゆる分野で実作。東西の古典を独特の視点で読み直す評論・エッセイにも多数の著作がある。82年『王国の構造』で藤村記念歴程賞、88年『稽古飲食』で読売文学賞、『兎の庭』で高見順賞、93年『旅の絵』で現代詩花椿賞、96年『姉の島』で詩歌文学館賞、2007年織部賞、10年『永遠まで』で現代詩人賞受賞。00年度紫綬褒章、12年度旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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