内容説明
恋とは、夫婦とは…グラスの中の真実。銀座の小さな酒場で語られる、男と女のままならぬ人間模様。短篇の名手が遺した力作、四半世紀を経て初書籍化。
著者等紹介
常盤新平[トキワシンペイ]
1931年3月1日、岩手県水沢市に生まれ、高校卒業まで仙台市で育つ。翻訳家を目指しながら早川書房に十年間勤務したのち、1969年に独立。ノンフィクションや現代小説の翻訳を手掛けるかたわら、アメリカの文化を紹介する本を次々と刊行。1986年に初の小説集『遠いアメリカ』で直木賞を受賞し、以後、市井の人びとの哀歓を描いた作品を発表する。また、エッセイの名手としても定評があり、著書多数。マフィアへの深い造詣でも知られる。2013年1月22日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件