内容説明
作り手と併走した名物記者にして名プロデューサー、元レコード大賞審査委員長による、時代に選ばれたヒット曲とその秘話。表も裏も知り尽した男の昭和歌謡史。
目次
1 昭和の幕を引く―美空ひばりとの十五年
2 流行歌黄金の七〇年代始まる―阿久悠となかにし礼の時代
3 阿久悠が仮想敵国!―吉岡治、たかたかしらの新宿梁山泊
4 「終戦」を知らない子供たち―僕の歌謡少年時代
5 東京へ行こうよ東京へ―やがて吉田正の時代が来る
6 日本人は哀愁民族だ―船村徹と星野哲郎の時代
7 フォーク、GS、8ビート―シンガーソングライターの誕生
8 百歌繚乱―歌書きたちが仲間だ
9 そして昭和晩年―君たちが居て僕が居た
終章 昭和への献辞
著者等紹介
小西良太郎[コニシリョウタロウ]
昭和11年(1936)、東京葛飾・堀切に生まれ。疎開先の茨城県島名村(現つくば市)で育つ。水海道第一高等学校卒業。スポーツニッポンの雑用係を経て音楽担当記者になると、歌い手ばかりでなく作詞家・作曲家など制作陣にも密着。芸能面を充実させ、スポニチを同業他紙を圧する媒体に育てた。八代亜紀「舟唄」「雨の慕情」、坂本冬美「夜桜お七」、五木ひろし「凍て鶴」等のプロデューサーでもあり、1993年から7年間日本レコード大賞の審査委員長を務めた。2000年にスポーツニッポン新聞社を常務取締役で退職してからは、俳優としても活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件