感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
70
「つらくても かえってきてはだめよ。いっしょうけんめい いきなさい。」母親に言われた言葉を胸に、きたきつねは、たくましく成長していく。はねるきたきつねの姿が素敵だ。2021/12/19
yomineko@ヴィタリにゃん
64
大好きになった絵本作家さん。丁寧に彫られた版画は大人も感動!物語も非常に美しい。北海道の美しい大地にピッタリ!キタキツネは成長後はたった一人で狩りをして生活しなければならない。どんなことがあっても戻って来てはいけないという母親の厳しい言葉を胸に日々成長して行く。また、北海道に帰りたくなる。。。2022/09/24
Shoko
26
図書館本。読み聞かせ。動物の独り立ちは早い。獲物の捕らえ方も、一人寂しい夜の過ごし方も自分ひとりで覚えていかなければならない。「一緒に行けばいいのに。なんで独り立ちしなくちゃいけないの?」に上手く答えられない。「なんでだろうね?生き延びるためかな?」さみしいよね。動物は強いね。手嶋圭三郎さんの版画が素晴らしい。2020/09/03
遠い日
8
北国に生きるキタキツネ。子どもたちが親と別れた後は、何があろうとひとりで生き抜かなくてはならない。狩りを覚えるまでは失敗続き。お腹を空かせてへたり込みもする。腹一杯で、餌は放棄。カラスに分け与えたりもする。厳しい自然の中のバランスは危ういが、それを見極めるのも生きる才覚だ。2020/07/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
5年生冬休みおすすめ絵本のブックトーク。国語科の教科書で紹介されている『おおはくちょうのそら』から、手島圭三郎さんの作品を紹介。2023/12/21