内容説明
地球の生命の進化、そのおどろくべき物語は40億年ほど前、火山とあふれる溶岩の熱くてそうぞうしい世界から、はじまりました。深く暗い海のなかで、地球最初の細胞が育ちはじめます。そして、ここから地球の生命がはじまったのです!最新の科学にもとづいたこの絵本は、生命の進化を学ぶ最高の入り口になることでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
11
やはり、バージニア・リー・バートンの『せいめいのれきし』には遠く及ばないが、解説の文章は短く端的で、生命がどうやって始まり、どのように進化していったか、イラストとともに理解しやすい。地球45億年の歴史、遥かな時間をぐっと身近に感じられる。2020/10/14
noko
4
絵がダイナミックでカラフルで魅力的。ブラックスモーカーという熱水でつぶつぶがくっついて、細胞が出来た。全く目では見えないサイズ。ネバネバの細胞のマット状に進化した。サイズは枕くらいの大きさ。酸素を吐き出す細胞もあって、大気になった。細胞はゆっくりと時間をかけ、複雑化した。生物となり、海は生物でいっぱい、混雑してきたので、陸に進出するものも。猿に近い最初の人間の骨は、ルーシーと名付けられている。約300万年前。生物の進化を説明した絵本。でも内容を理解するとなると、小学校4年生くらいからかな。2024/11/24
asisa
1
45億年前の地球誕生から現代までの進化をまとめた科学絵本。生命が誕生して陸地へ→謎の死→恐竜時代→さるのルーシー→現代も進化は続いていく……。イラストもカラフルで分かりやすいけれど、個人的にはバートンの『せいめいのれきし』の方が好き。467/カ2019/12/12