出版社内容情報
手島 圭三郎[テジマ ケイザブロウ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
79
ゆきうさぎの愛情物語。きつねに追われる緊迫感。いなくなったおすを探すめすの不安感。そして、喜びで駆ける躍動感。手島さんの版画は、風景が、動物たちの心を描き出す。2021/12/02
ぶち
76
雪が解け始める頃がゆきうさぎの結婚のシーズンです。オスとメスが出会って、さぁ… という時にキツネに見つかってしまいます。オスがおとりになって逃げ、二匹は離れ離れになってしまいます。オスの帰りを待っていたメスですが、オスを探しに行くことに… その様子がとても切ないです。 体毛が冬毛の白から夏毛の茶色にじょじょに変わっていくに呼応するように、雪が融けて山の色彩も移り変わっていきます。そんな自然の変化の中でオスが帰ってきました。そして、子ウサギたちが… 生きる喜びにあふれたラストシーンです。2025/07/06
yomineko@ヴィタリにゃん
57
この作者さんが大好き。版画が素晴らしい!狐に狙われたうさぎさんカップル😢オスうさぎの行方を捜すメスうさぎさん。雪うさぎは春になると茶色の毛になってまたそれも可愛い。2022/09/19
yomineko@ヴィタリにゃん
55
再読。うさぎもとても可愛い🐰🐰🐰冬の終わりは雪うさぎの結婚の季節👰雪解けの頃、冬毛から夏毛に変わる。あっ!キツネが待ち伏せしていたが、雄うさぎが囮になって雌うさぎを助けた。その後、雄うさぎは帰って来ない。雌うさぎは探し回り、丘の上にいるのを発見!2匹はすっかり茶色い毛に変わり、赤ちゃんも生まれた。この幸せがずっと続きます様に✨✨✨2024/10/17
くぅ
31
いやぁ〜素敵。この版画の世界観がまたいいなぁ。我ながらいい春絵本を選んだなぁ〜と自画自賛していたら息子が巻末の作者ラインナップをみて「これと…あとこっちも次、読んでみます!」とリクエスト。成長していますね。(4歳0ヶ月)2021/05/31