内容説明
これはエバせんせいとわたしたちのクラスみんなのおはなしです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
27
新着棚で。初めに、尾木ママの言葉があり、身近な人の死がテーマとわかり、ちょっと緊張。「かなしかったら がまんしなくてもいいんだよ。ないてらくになることも あるからね」「しばらくは、たのしかったり、きゅうに かなしくなったり、こころが くるくる かわることもあるけど、だんだん おちついてくるからね」子どもたちに寄り添ってくれるバンクス先生にも「ありがとう」と言いたい! 優しい絵だが、微笑みばかりで表情に変化がないのが残念。大笑いしたり、大泣きしたりがあったら、もっといいのに。2016/03/06
gtn
24
子供たちの顔を一人ひとり思い浮かべ、一人ひとりの思いを受け止めて逝った先生。死は不幸と短絡的に決めつけるべきではない。子供たちの中に生き続けるから。2022/04/30
たまきら
23
この間、このシリーズでハムスターのお話を読んだばかりだったので、オタマが「あっ!ヘンリーだ!」病気でお休み中の先生を慕う子どもたちと、彼らをやさしく見守る代理の先生。そして彼らの発表会を見に来てくれた先生の絵を見て、オタマさんが彼女の病気をはっきり理解したのが目を見てわかりました。子どもたちが先生を思って作る様々なものに魅了されました。2017/10/03
どあら
21
身近な人とのお別れに、子供たちがどう乗り越えていくのか分かりやすく描かれています。2016/10/25
Cinejazz
16
エバ先生は、病気でずっと学校をお休みしています。 エバ先生がはやく良くなるように、みんなでお見舞いの手紙を書きました。エバ先生からは「とても元気づけられたわ!」と返事がありました・・・暫くして、わたしたちは、悲しいお知らせを聞くことになりました。エバ先生が、亡くなりました。亡くなるときは、とても安らかだったそうです〟「悲しくなったら、話においで。お母さんやお父さん、大好きな人と話すのもいいよ。お喋りで、悲しい気持ちが軽くなることもあるんだよ」 と、バンクス先生が教えてくれました・・・悲しみの共有、克服。2023/12/22