• ポイントキャンペーン

ヒトニツイテ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 25cm
  • 商品コード 9784864840699
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

ヒトハミル、ヒトハカンガエル、ヒトハ…

著者等紹介

五味太郎[ゴミタロウ]
1945年、東京生まれ。絵本作家。子どもから大人まで幅広いファンをもち、その著作は400を超える。世界各国で翻訳された絵本は50数種類10数カ国。サンケイ児童出版文化賞、ボローニャ国際絵本原画展賞、路傍の石文学賞など多数の賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

100
五味太郎の絵本。ヒトはミル。ヒトはカンガエル。ヒトはトラエル。ヒトはカウ。ヒトはカワイガル。ヒトはカンサツスル。ヒトはケンキュウスル。ヒトはタベサセル。ヒトはタベル。ヒトはワスレナイ。ヒトはユメヲミル。ヒトはワスレル。ヒトはクリカエス。ヒトは、宇宙人を捕まえて、ペットにして、食べちゃってから、供養する、謎の生物です(笑)2022/09/25

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

60
太古の遺跡に刻まれた警句のような絵本。背景から哀しみが漂ってくる気がします。出てくるのは原始人と宇宙人。「ヒトハ……」の繰り返しで物語は進みます。そのどれもが正しくて、異をとなえるところはない。なのに……。(つд;*)2015/05/02

パフちゃん@かのん変更

60
ヒトとタコ型宇宙人との対比で考える。最初の方はふむふむと読み進めて行ったが「ヒトハタベル」でいきなり食べちゃうんですか・・・(-_-;)あ~あ、こういうの子どもに、どうなんだろう。ヒトってそんなもんか。2015/04/11

めしいらず

54
普段は忘れてしまっているけれど、人は罪な存在であることをちゃんと突きつけられる。食べる為に餌を与え、育て、可愛がりもし、それでもやっぱり食べる。そして悔いる。でも忘れずにいるのは最初だけ。すぐに忘れまた同じ罪を繰り返すのだ。何度でも。そうやって生きてきたのだ。生きる為の食事は今や美食と化し、己が罪業など忘れて美味いの不味いのと言い合って止まぬのだ。己が恥知らずさ穢らわしさに反吐が出るよう。しかし私とてすぐ忘れてしまうことだろう。人に囚われた生物(蛸なのか宇宙人なのか…)の悲しげな風情が不憫さを掻き立てる。2020/01/05

たまきら

45
うわあなんてこった、五味太郎さんがこんな本を出していらしたとは知りませんでした。さびしいけれどどこか滑稽で、悲しい。最後のページで、ヒトは次に何を目指すんだろう…と少しだけ怖くなりました。読み友さんの感想から。2024/03/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9496694
  • ご注意事項

最近チェックした商品