内容説明
もぐらのググさんはつちのなかのようふくやさん。あるひ、おきにいりのジャケットのあかいボタンがひとつなくなっていたのです。あかいボタンはどこにいったのでしょう?
著者等紹介
キムミンジ[キムミンジ]
1983年韓国生まれ。多摩美術大学大学院博士課程前期グラフィックデザイン研究領域修了。トムズボックス絵本ワークショップ出身。2010年誠文堂新光社「イラストノート」のノート展審査員賞を受賞するほか、アメリカ、韓国など世界で様々な成果を見せている。MERRY‐MJとして書籍、広告、雑貨でイラストレーションを手がける。個展など展覧会でも作品を発表するなど幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
16
隣市で。『絵本をつくりたい人へ』に紹介。「ワークショップから商業出版へ」でキャラ設定→構成→ラフ→原寸ラフ→本描き→表紙絵と紹介。編集者さんのアドバイスも受けながら、5年近くかけて、どんどん変わっていく、良くなっていく。その結果がこの本かと思うと、すごいなあと思う。絵はカラフルで楽しくなる。お話もハッピーなもの。登録、私で10人。もっとたくさんの人に読んでもらいたいなあ。2014/08/27
遠い日
3
韓国絵本かと思ったら、韓国生まれで日本で活躍されている作家さん。MERRY-MJというお名前で、イラストレーションも手がけているそうだ。ボタンの絵本は、いくつか読んできたけれど、この本はまた格別かわいい。もぐらのググさんは繁盛している洋服屋さん。ひょんなことからはぐれてしまった赤いボタン。出会いがもたらす幸運で、みんながハッピーに。2013/08/15
遠い日
2
再読です。わたしもボタンや端切れが大好きで、捨てられなくて取っておきます。時々取り出して眺めてはまたしまうことの繰り返し。そろそろ心を決めて処分しないといけないのはわかってはいます。なので、ググさんがもう使ってもらえないボタンたちをみんな洋服のアクセントにしてあげたのはすごくよい方法だと思います。2025/08/18
(*^-^*)
1
カラフルなお店に洋服、ボタン♪いつの間にか取れてるボタンもどこかの森に迷いボタンとして集まっていたら面白いなぁ(*^_^*)みんな一緒に幸せになれて良かったです☆2014/08/11
ハチコ
1
なくなったボタンのお話はほんとに多いなぁ。ボタンって、作家さんの想像力を刺激するものなのかも。主人公の赤いボタンがもとに戻れるだけじゃなくて、行先をなくしてたボタンたちが、ググさんのおかげでまた自分の場所ができるってのがよかった。2013/12/28