感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takeshi3017
5
中央公論の日本史第24巻。昭和が始まるやいなや恐慌が始まる。片岡蔵相の発言から取り付け騒ぎが起き、中小の多くの銀行が倒産した。若槻内閣は総辞職し、田中義一に組閣の大命が下る。田中は騒然たる中で親任式を終えたが、その夜は徹夜の閣議を開いて対策を練った。その結果、至急、緊急勅令の形で支払い猶予令を公布し、臨時議会を招集して台湾銀行救済をはかることを決定した。枢密院も即刻このモラトリアム勅令を認め、3週間のモラトリアムが実施された。銀行が再び店を開いた時には、各地ともに平静を取り戻し、パニックは終わったのであ→2025/11/12
父帰る
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この時代は日本が日中戦争の深みに入り込む導入部分と言えよう。皇道派から統制派、政党政治から陸軍指導の政治への転換点の時代だった。この点を分かりやすく解説しているのが本書だ。2013/10/07
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