感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shoko
6
植物は動くことができない。でも親から離れた方が生存確率は上がる。ではどうするか。風、水、動物など、外部の力を使って種に旅をさせるんです。どの力を使って旅をするか、その戦略ごとに「種のデザイン」という視点から解説。/もともとINAXギャラリーの企画展にあわせて刊行された本なので、おしゃれ度の高い一冊。2021/01/30
更紗蝦
6
2011年にINAXギャラリーで開催された『種子のデザイン/旅するかたち』展と併せて刊行された本です。(展覧会の図録というわけではありません。) 私はこの展覧会に行ったことがありますが、無料なのに展示がすごく充実していたので、かなり印象に残っています。本の方では、小さな種子をクリアな印刷で拡大して掲載しているので、展覧会で実物を見るのとはまた違った楽しみがあります。2014/08/10
mana
2
写真が綺麗。小さな種も拡大してみると美しいんだなぁ。自然のデザインってすごい。2013/05/11
さゆう
1
生息地を拡大するために、様々な手法で植物は種子を拡散していく。風や水、動物の食欲を頼りに、空気抵抗を大きくするものや、目立つ色彩にするものなど様々な戦略をとる。中には、極度に乾燥した場合にのみ種子が弾け飛ぶ変わったやつもいる。オーストラリアの乾燥地帯で頻発する火災によって、ライバルがいなくなったとき、それは弾け飛び、遮るものなどない光を一身に浴びて、すくすくと成長するそうだ。2025/04/19
ひ※ろ
1
★★★★☆2019/05/20
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