目次
1 漫画家志望
デザイナーズ住宅批判の向こうにある社会革命
2 実証的 住み方調査
3 体系的 すまい採集帖
4 自伝的 住み方記録
5 おそるべし、記録魔
西山住宅学とは何だったのか
国土・都市・景観を探究する執念
西山夘三の生涯と仕事―自身の生活史に関わる著作と西山文庫所蔵資料から
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
umico
5
日本の戦前戦後の庶民の住宅。ドヤ、農民住宅、バス住宅…俯瞰図で家具雑貨など住まい方が細かく描かれ、生活が見えるよう。人間らしい住まいとは…を考える。興味深かった。2025/04/23
へへろ~本舗
3
西山夘三は昔の建築学者・建築士で各種住宅を俯瞰図で描いている。同潤会アパートや、軍艦島の住宅、戦後の住宅不足で生まれたバス住宅や電車住宅などそこに住んでる状態での間取りを生活の場そのままに描いている。妹尾河童を思い出した。あと何でも採集する所は今和次郎か、宮武外骨か。薄いけど読み応えあり。2019/05/08
maisy
2
これは、面白い。 ふらっと入った書籍のセレクトショップに飾るように置いてあり、手に取った。色々な年代の様々な庶民の住宅が克明にフリーハンドで描かれていて、見ていて飽きない。当時の住宅事情から見えてくる世相や、狭くとも工夫を凝らした人々の暮らしぶりに親近感を覚え庶民の逞しさすら感じる。西山夘三という人間の魅力が詰まっていた。2017/12/20
tkm66
2
鼻血モノの内容!掛け値無しに素晴らしい!2017/07/16
Miki Shimizu
1
絵が上手な人やったんやなー。そして記録魔!いろんな家の間取りと住まい方を記録しまくり。おもしろかったー。2019/05/06