こうすればできる!発達障害の子がいる保育園での集団づくり・クラスづくり

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  • サイズ A5判/ページ数 99p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864790215
  • NDC分類 378
  • Cコード C3036

目次

第1章 発達障害の子にとってわかりやすい「集団」づくりのポイント(園児との距離、関係のもち方はその後のクラスづくりを左右する―「園児」のふるまいができるA君と素のままのB君;クラスの環境に常に配慮―「地」と「図」注目してほしい情報がクリアになっているか;登園後の自由遊びの時間、クラスの活動に工夫を―ばらばらに自由に遊んでいるように見えてもある程度のまとまりがある風景づくりを ほか)
第2章 複数の保育士が連携したクラス運営(複数であってもまるで一つの人格のような、抜群のチームプレイで;加配保育士は黒子に徹する―主の保育士を適切にサポート;複数保育士のチーム連携を確認するためのミーティングが必要 ほか)
第3章 発達障害児のこんな場面―具体的かかわりを考える(部屋から出ていってしまったG君連れにいく?戻ってくるのを待つ?;とにかく不安、いつも、「おんぶ」や「だっこ」を求めてくる;落ち着きがない、いつも動いている、いつもちょっとした刺激に反応してしまう ほか)
第4章 発達障害児の苦手さや不安感を家庭にどう伝え、理解を得ていくか

著者等紹介

福岡寿[フクオカヒサシ]
1981年東京大学文学部を卒業後、「金八先生」にあこがれて中学校の教師。その後、知的障害者施設「長峯学園」の指導員となる。1992年、現在の相談支援専門員のはしりとなる地域療育等支援事業のコーディネーターとなる。その後、保育園等の巡回訪問指導の日々となり、1998年に「北信圏域障害者生活支援センター」を立ちあげる。2003年より5年間、当時の田中康夫県政のもとで、社会部障害者自立支援課の専門員を兼務し、長野県における、知的障害者施設「コロニー西駒郷」の地域生活移行の取り組みにかかわる。現在、北信圏域総合相談支援センターで発達障害児の療育支援システム作りに取組む。日本相談支援専門員協会副代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

るんるん

2
読みやすく参考になる。2013/03/11

Shiori Kacchi

0
具体的な事例からのアセスメント方法が書いてあってとても分かり易い!集団づくり・クラスづくりという観点から見ると,小学校でも応用可能。 この本を読むまでは,幼稚園・保育園でのクラスづくりのイメージが全くわかなかったけれど,基本的には小学校と一緒なんだなと感じた。2014/11/25

KTakahashi

0
確かに,中学校でも生かせます。本を読んで,自分の授業行為を振り返って,至らぬ点が多くあったことに気がつきました。「誤学習」について多くの例を挙げて説明しています。よかれと思って取っている対応が,集団づくりに逆効果な対応になっているとは。知らないというのは恐ろしいことです。2014/10/28

富樫 僚一

0
小嶋先生オススメの一冊。 保育園の実態、対応を学ぶことができた。これは小学校でも、中学校でも、たぶん高校でも生かせる。原理原則が書かれている。 刺激過多をキーワードに、発達障害の子どもたちに優しいクラスづくりを目指す。2014/10/12

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