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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
牧神の午後
6
DMP本と同じく、まず技術面の解説をしてから、なので全く素養がないければ難しいかも。あらゆる行動が筒抜けになって、気味が悪いほどにそのタイミング・コンテキストにあった広告が配信されるという、ディストピア系のSFあたりで使い古された未来が、ひょっとしてもうそこまできているのかも、というのは穿ち過ぎな見方なんだけど、あながち冗談でなくなっているのかも。後半はアドテクの個々のプレイヤー企業の紹介と、最後に日本のインターネット広告の歴史が読み物としても楽しめた。2014/10/20
山田案稜
4
インターネット広告について業務として携わっている人には、WEB広告の仕組みやテクノロジー、プレイヤーのパワーバランスなどが広く理解できる教科書的に良い内容です。金融工学エンジニアたちが、WEB業界に参入してきた経緯と、なぜ彼らが入ってくることで、WEB広告のテクノロジーが飛躍的に進んだのかがよく分かります。2013/07/02
ハム太郎
3
少し前の著書なので、2020年現時点では、新しいアドテクノロジーやマーケティング手法の類ではない。 ただ、(例えば)中小企業のマーケティング担当の方には、リスティング広告のみで運用している方はまだちらほらいるのではと思います。 そこからの脱却となる指南書となるのが、本書でないかと思います。 大まかな概要を言うと、すぐにコンバージョンに直結するレスポンス広告(リスティング広告)だけでなく、認知広告(新たなディスプレイ広告)を活用して対象広げて獲得数も広げましょう、ということが書かれている良書です。2020/06/15
T2y@
3
WEB広告&マーケテイング業務参考書籍として。 これは教科書として手元に置いて何度も読み返すべき本。2012/06/14
GASHOW
2
デジタルアドの世界は、英語略称がたくさんでてくる。業界用語を正しく理解しているかどうかを確かめるだけで、その人が知っているかどうかがわかかる試金石のような使い方ができそうだ。DSPデマンドサイドプラットフォームが広告主側で、SSPサプライサイドプラットフォームが媒体側で、RTBがリアルビットトレードが取引。すごい技術なので広告費かかりますよ。という付加価値づけなんだと思う。業界用語に専門性をもたせる、まさにマーケティングの世界ですね。内容も自社ビジネスドメインで本を出す正当な方法も素晴らしいと思います。2016/04/13
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- 和書
- 恢復する家族 講談社文庫