出版社内容情報
おれ(♀)、隠者のお兄さんの番犬になりました!捨てられた盾師の少女と、孤独な隠者の魂が共鳴し合う主従ファンタジー!
<あらすじ>れ(*女です)は盾師として冒険者パーティーに参加していたけれど、ミッション失敗の責任を全て負わされ粗大ゴミ置き場に捨てられてしまう。意識が遠のく中、おれを拾ってくれたのが、砂漠のオアシスで暮らす隠者だった!?お兄さん(=隠者)はおれを番犬扱いするけど悪い気分じゃない。お兄さん(隠者)の家にやってくる訪問者達はさまざまな厄介ごとを持ち込んでくる。拐われたお姫様を助けてほしいという依頼をしてきたり、瀕死の少女が運び込まれてきたり……。そんな中、かつての冒険者パーティーがオレの悪口を吹聴していることを知る。それにしてもおれがいなくなると、寂しくて砂漠を極寒の地にしちゃうお兄さんって……!?
内容説明
勇者パーティーで「盾師」を務めていた少女は、「役立たず」の烙印を押されて捨てられた。彼女を拾ったのは、砂漠のオアシスで真理を探究する“隠者”の青年。少女は隠者から“番犬扱い”されるが、不思議と嫌な気分にはならない。莫大な知識と力を持つ隠者の下には「攫われた姫を奪回して欲しい」等、様々な依頼が舞い込み、少女は奔走。そんな中、少女は自身が盾師として優秀だと隠者から教えられ、隠者にとってなくてはならない存在となる。そして隠者の導きによって不当に貶められた過去との決別を決意した少女は、自分を捨てた勇者パーティーと対峙する。捨てられた盾師の少女と、孤独な隠者の魂が共鳴し合う主従ファンタジー!