出版社内容情報
ご当地妖怪図鑑シリーズが創刊!第1弾は、茨城の妖怪たちが大集合!
内容説明
UMA研究家の中沢健が妖怪を求めて茨城を駆け抜ける!
目次
馬面蛇(高萩市)
八竜神(筑西市(旧下館市))
夜刀神(行方市(旧玉造町))
わいら
化け鐘(石岡市)
ウバメトリ/かぶきり小僧/化けこんにゃく(高萩市)
うなぎ小僧(城里町)/八つ目うなぎの変化(行方市(旧玉造町))
大亀(常総市)
食わず女房(ひたちなか市(旧勝田市))
蝉ばばあ(常陸太田市)〔ほか〕
著者等紹介
中沢健[ナカザワタケシ]
作家・脚本家・UMA研究家。2009年に恋愛小説「初恋芸人」(小学館)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tatsuhito Matsuzaki
14
著者はメディアでもお馴染みのUMA研究家で、茨城県筑西市(旧協和町)の出身。 #いばキラTV にもシリーズで登場頂いています。 子供の頃に見た「#ゲゲゲの鬼太郎」と水木しげる氏の妖怪図鑑に憧れて今に至るとのこと。 「妖怪の定義」は難しいですが、著者の言う「ゲゲゲの鬼太郎に登場しても違和感がない」という分類には、なるほど♪と感じました。 地元筑西市の妖怪が多い事や、#平将門、#小栗判官、#ダイダラボウ、#牛久大仏 といった妖怪?的な有名人?も紹介するなど、図鑑とはいえ、ふるさと愛が溢れる一冊です。2023/04/08
ひょるひょる
2
筑西市出身の著者による茨城の妖怪本。地元のことをよく知れて良かった。夜刀神とか強いのが結構いたようでちょっとうれしい。「水飲め」を連呼するだけのかぶきり小僧がのどかで良い。2019/08/03
志村真幸
0
著者は作家・脚本家・UMA研究家。 本書は、茨城県の妖怪約70点を紹介したもの。 イラストは萩尾博幸・増田よしはる・sel・本田静丸。監修で山田敏太郎が入っている。 古典的な妖怪から現代の都市伝説まで、幅広くとりあげられている。夜刀神、馬面蛇、ウバメトリといったものから、下水道のワニ、体育館の床下に潜む巨大生物、台風人間までといった具合だ。 解説はごくごく簡易なもの。イラストは独特の味わい。 いささか物足りない。 2020/02/25
カナリヤ
0
茨城県にはこんなにたくさん妖怪がいたんだ!と、茨城県の人達を少し羨ましくも思った。 著者の中沢さんの妖怪観も好きだ。「鬼太郎」に登場して違和感ないのが妖怪。このシンプルさを私は支持したい。こっちも学術書を読みたいわけじゃないしね。 娯楽として正しい妖怪図鑑だと思う。他の県でも出して!! 2019/06/28