出版社内容情報
重版続々、コミカライズ好評連載中!シリーズ絶好調につき、3ヶ月連続刊行決定です!
内容説明
1571年。征夷大将軍を巡る戦いは足利義昭を擁する基綱たち、朽木家の勝利に終わったかに見えた。だが、これは天下を決める統一戦の始まりに過ぎなかった!将軍交代を狙う三好家が摂津に攻め入るばかりか、西の覇者・毛利家が策を打つ。一方、恩を売った義昭は相変わらず反基綱を貫いている。自領の安寧だけを願ってきただけの基綱だが、天下統一の筆頭候補として権威を示す時がきた。帝直々の「天下静謐の任」を提げ、京を手中に収めろ!時代は永禄から元亀へ。戦国サバイバルは将軍家への決別を果たし、新たな時代へ駆け上がる!外伝×2本収録に加えて、漫画:もとむらえり描き下ろしの4コマ漫画も収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
102
京から三好を追い落とし、公方との権力争いを制した基綱。無力さを内外に示された公方は少しづつ策を講じているが果たして通用するのか。5巻でも摂津、丹後、丹波と領国を大きくしている朽木家。次巻では遂に因縁の本願寺戦。毛利家との衝突も近そう。加筆に外伝とWEB版よりも読み応えのある書籍版。長く続いてほしい作品です。2019/04/15
ナギ
33
足利義昭が将軍になるが、朽木にとっては使い物にならない置物なのだが何もしなければそれで良いのだが、朽木を討てと檄を飛ばし始めてしまい、史実の信長と同じような扱いを受けてしまう。しかし、ここからどういった展開になるのかは楽しみですね。2021/12/03
しまふくろう
21
続けて購入。 物語は義昭が面倒な事をしたけど将軍になってやはり面倒な事をする話。波多野の朽木に対する非難が独特な視点で面白かった。 ここからどうやって足利政権を排除するんだろうか。続きが楽しみ。2021/11/03
サケ太
20
最早完全決裂。完全に価値観が未来のものなので、当然周囲との軋轢は深くなる。そして義昭との完全決裂。当事者としては反発を覚えるのは当然。基綱のやり方に不安を感じてしまう。各勢力も動き出し、基綱の天下はどうなるのか。2021/08/31
こも 旧柏バカ一代
19
天皇を始め貴族達は完全に京都周辺で1番強い勢力を誇る朽木家に征夷大将軍になって欲しいと思っている。でも、足利とその周辺は将軍家の威光がまだあると錯覚しているため、元8千石の国人衆だった朽木には上から目線。でも、1番金を稼ぎ、1番武力を持っている勢力は朽木家。三好も毛利も長曽我部も大友も敵わない。それでも足利将軍は足掻く。オワコンなのに。。2020/06/15
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