内容説明
ビジネスマンたちは、なぜ決断できたのか?人生を豊かにした10人の転身に共通するものは。
目次
1 「転がる石」の先(「勝手気まま」のための入念な準備―富士通元社長→町おこし会社;親戚の一言で故郷の町長に―NEC元専務→長野県富士見町長;五十三歳の決断―三井物産→屋久島の民宿)
2 昔の自分を取り戻す(突然の退職勧告をバネに―ソフトバンク→大道芸人;ようやく本業を始めただけ―三洋電機→絵描き)
3 苦労の先に結んだ果実(妻の死と猛烈な孤独を乗り越えて―元日航パーサー→喫茶店経営;理想と現実を結びつけた勝者―外資系金融マン→若手音楽家育成者)
4 人事「に」尽くす(早期退職の決め手は「私の履歴書」「家族年表」―キリン執行役員→大学野球部総監督;会社で培ったノウハウを活かす―森ビル元専務→介護ボランティア;人生百年時代を睨んだ戦略―弁護士の傍ら故郷でホテル経営)
補章 未曽有の事態の中で―コロナ禍のライフシフト
著者等紹介
秋場大輔[アキバダイスケ]
1966年、東京生まれ。日本経済新聞産業部で電力、商社、ゼネコンなど各界を取材。編集委員、日経ビジネス副編集長などを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かず坊
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セカンドライフの成功者は、錆び付いた「私だけ(会社卒業前)の勲章」を延々と語ることはない。嬉しそうに話すのは、「なぜ、今、自分はここに居るのか」である・・・人生の転換点を見逃さなかった先輩方の物語がコンパクトに収められています。10のうちの3つを読ませてもらいました。2022/03/21
えが【ega】
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ライフシフト第2の人生 このような人にオススメ ・リアルなライフシフトを知りたい ・サラリーマンの第2の人生 ・やりたいことの探し方 メジャー企業で働いていた人が多いが、 自分が非上場企業で働いていても とても参考になる面白いライフシフトを 描かれているので、どなたでも 気軽に読める一冊になってます。 中でも、第2の人生で"町起こし"を 行った方のお話が印象的でした。 各地域にいる元気な 地域のおじさんたちがいる姿が想像でき、 そういう考え方で動いている方もいるのかと知る良いきっかけになりました。2021/09/18
あきら
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20210065 p170 曲折があろうと、置かれた環境の中で自分が楽しいと思えるように演出する。その力があれば誰でも「勝者」になるのだろう。 人生が右肩上がりになるために、何をするか。 収入を右肩上がりすることが人生の目的ではない2021/09/08
osamutkrd
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セカンドキャリア、定年後の生き方本。当たり前かもしれないがロールの人たちの年齢層が高めだった。コロナ禍での苦労の加筆部分の章あり。2021/08/11