出版社内容情報
桐生の忠霊塔、高崎の健康ランド跡地、伊勢崎の権現山古墳群。群馬とは、“群”がる“魔”という意味なのか? 群馬の有名心霊スポットにまつわる怪談を多数収録!
内容説明
はねたき橋、琴平橋、神流川、榛名湖、土合駅、御巣鷹山、吹割の滝―神の毒牙が群馬を蝕む!
目次
赤城山に潜む(沼田市)
もう一人…(桐生市)
群馬健康ランドS(高崎市)
深夜のサーバールーム(館林市)
車を停めるな(邑楽郡)
踏切にて…(富岡市)
折られた木札(みどり市)
誰が呼んだ?(桐生市)
野球のボール(多野郡)
湖から生える…(高崎市)〔ほか〕
著者等紹介
志月かなで[シズキカナデ]
札幌市出身。実話怪談や古典朗読の語り手として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うののささら
78
赤城山の神様の大蛇と男体山の神様のムカデが戦場ヶ原で戦い射られた矢を突き刺したら老神温泉がでた話が最初に出てきたから期待して読んでみたがかるかった。群馬の心霊スポットや廃墟を話しのネタにと思って読んでみたがイマイチ興味がわかない。不幸があった場所で目撃される被害者に似た者や古戦場あとでみかける首のない武士。たとえようのない違和感に白くぼんやり見える白く見えるもの。子供の頃は怖く感じたな。生きてきて幽霊に脅かされたことないからあまり怖く感じなくなった。虫の知らせや不思議な力が人間にはあるのかな。2022/07/13
えふ
10
知ってるような話しかないだろと軽く読んでたら、幼少期に住んでたところの話で地元民しか知らないようなことも書いてあったので感心した。2019/08/15
長岡紅蓮
8
怪談師志月かなでさんが体験者から聞かれたり、自身で体験された実話怪談が全部で39個まとめられた書籍です。途中に出てくる写真(ページ57、181、201)が見ていて怖くなった。機会があれば実話怪談をライブで聴いてみたいです……!2019/04/14
チューリップ
3
群馬の怖い話。文章の誤字とかちょいちょい気になったけど怪談本としてはほどよく怖くて面白かった。県民には有名な心霊スポットの話題があったり個人が体験した話だったり色々あった。2021/07/16
くろう
2
群馬県民。何か真新しいものはないかなーと手に取ってみたけど、無かった。安中方面の話が入ってなかったのは意外。階段話よりも土合駅の階段が462段らしいことの方が怖かった。半分であんなにヘトヘトになったのに・・・。赤い橋はよく聞くスポットだし、ダムとかAさんちとか先輩達から聞かされた話の方がゾッとしたな。榛名も赤城も夜中行けば不気味だし。とりあえず、ムカデは気持ちが悪い。2019/04/30
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