出版社内容情報
お客様の謎を花で解き明かす、胸キュンミステリー第2弾!
内容説明
最近、私、おかしい。バイトの浦田君が気になって仕事が手につかない。その上、彼の実家で起きた花にまつわる事件を解決して欲しいとお願いされたから大変!それって、彼の親に紹介されるってこと!?けど、浦田君は幼馴染と親密な感じで、私の心はモヤモヤして…。恋を忘れた花屋探偵・瑠璃の加速する恋心が愛おしい!向日葵に秘められた謎と想いが明かされるラスト、誰もが涙する奇跡の胸キュン・ミステリー!
著者等紹介
清水晴木[シミズハルキ]
1988年。千葉県出身。東洋大学社会学部卒業。大学在学中から脚本、シナリオなどの活動を始める。2011年函館イルミナシオン映画祭第15回シナリオ大賞にて最終選考に残る。その後、短編映画脚本や、スマートフォン向けアプリのシナリオ原案などに携わる。『海の見える花屋フルールの事件記』シリーズで初の長編小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
66
前巻は公英視点で今巻は瑠璃視点の3話+3話でした。続くのかな?検見川高校を花見川浜高校と名前を変えていたのは大人の事情だね。2018/06/14
あゆ
49
海の見える花屋フルールの事件記 これはシリーズの後編です。 前回は秋山瑠璃に恋をしてはいけない過去が明かされた。そんな瑠璃がバイトの浦田公英くんに恋をしてしまう話。今回も色々な花が登場する。私は3輪目の『ヒマワリの約束』という話が一番好きです。 2020/09/08
hirune
39
【Kindle】ミステリーか恋愛ものかと言えば、ゴリゴリの恋愛もの、ミステリー風味で花や木の植物蘊蓄を添えた感じ😃もうそこまでいっちゃったら、くっついちゃえばいいのに〜と思うお二人さん。でも瑠璃さんは7歳年上だからちょっと引いちゃうとこがあるから、公英君が早くリードできるよう成長してくれるといいですね♪2023/07/03
ありす
24
1作目をうっすらしか覚えてなかったけど、問題なく楽しめた。過去の傷から恋をしなくなった瑠璃が恋を思い出していく一冊。ある事件の謎を解くため、浦田の実家に行くことになった瑠璃。途中で怪しい人物は分かったけど、深読みしすぎてスコップの人を父かと思ったりした。最後はジーンとしてしまった場面も。恋の良さを思い出し、恋をした瑠璃のその後が、どんな辛いことも乗り越えられる恋として実ることを祈りたい。【シリーズ2作目】2023/04/04
よっしー
17
今回は瑠璃さんが頑張った感じですね。前を向き始めた瑠璃さんだからこそ、今まで見えてこなかった素敵な光景に目を向けることが出来る。ブーゲンビリアのお話はそんな集大成だったように感じました。浦田の両親も個性的ですが素敵な人でした。何かあっても包み込んでくれる、そんな暖かい空気が流れてるなと。2021/08/20