出版社内容情報
貧乏吸血鬼とお人好し高校生コンビの大人気・現代奇譚、第2弾!
内容説明
人外の力を持て余す男子高生・玲は、主人の貧乏吸血鬼・エイドリアンに振り回される毎日。ある夜、クールな美青年・七史が現れる。玲と同じ半吸血鬼にして元・殺人鬼の彼曰く、主が死ねば半吸血鬼は人間に戻れるらしい!?玲が予想外の真実に困惑する中、自身の正体が親友の祥悟にばれてしまう!おまけに、エイドリアンが病魔に倒れてしまい…。交錯する、それぞれの想い。人と吸血鬼の種族を超えた絆が問われる現代奇譚!
著者等紹介
鈴木麻純[スズキマスミ]
1985年、静岡県生まれ。2007年にwebサイト「Nosferatu」を開設。創作小説を書き始める。『蛟堂報復録』でアルファポリスミステリー小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
42
(笑)クセになる読み物でした(#^^#)。貧乏吸血鬼・エイドリアンに振り回される毎日が突然・・お妾さんが・・いやいや眷属が二人?。嫉妬ですよ嫉妬。一番妻さんと二番妻・・さてさてどちらに軍配が。血が新鮮で濃厚・・美味しいのはやっぱり若い玲でしょ。あらら本筋から離れてつい女の本性が・・(^^;。ついつまらない野次馬根性を出してしまいましたわ(#^^#)。気になるお方はどうぞ。これもkindleunlimitedでした2019/06/01
紅羽
5
シリーズ二作目。前作から続いている連続通り魔事件の真相が遂に明らかに…。その事件を通して玲の先輩眷属、七史が登場。出会いが出会いなだけに、どうなるものかと思っていたら、結局エイドリアンへの嫉妬のようなものだったんですね。何か急に可愛く思えてきました(笑)そして何かと不協和音が続いていた玲とエイドリアンも、お互いを信頼する事で成長出来たようです。眷属も和解したようなので、次の本ではもっと楽しいやり取りがありそうで楽しみです。2016/02/26
滝
2
七史がいいキャラ。エイドリアンの俺様っぷりもいい。2016/02/01
夏鳥
1
この話、結構好きなんだけどなー。続きがないのが寂しい。綺麗に終わってはいるんだけど、もっと読みたい&続きが読みたい本です。2018/11/30
RINGOoisiiiiiii
0
ミドゥさんやっぱり好きだわ…引っ掻き回して楽しんでるの。七史はてっきりエイドリアンに反発してるのかと…すっかり騙されました。本当に忠犬。一癖も二癖もあるキャラが沢山だから想像つかない。だから鈴木先生の作品が好き。2016/05/05