TO文庫<br> アゲイン―私と死神の300日

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TO文庫
アゲイン―私と死神の300日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784864724425
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

幽霊になった元OLが人生を取り戻すファンタジック・ミステリー!

内容説明

もし、目覚めると自分は死んでいて、どこの誰かもわからなくなっていたら!?彼女がまさにそうだった。どうやら自分は、元OLの幽霊らしい。しかも、冷酷無比の美しい死神から、魂が消えるまで残り300日だと宣告される。何もわからないまま消滅したくない!仕事、家族、恋人―人生を取り戻す孤独な旅が始まった!やがて、その強い思いは奇蹟を生み出す。胸が締め付けられる、感動のファンタジック・ミステリー!

著者等紹介

村山仁志[ムラヤマヒトシ]
1968年長崎県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、NBC長崎放送入社。ラジオ・テレビでアナウンサーとして活躍する一方、記者やディレクターも経験。小説家としては2008年に「三井雷太」名義で、学研“第1回メガミノベル大賞”金賞を受賞。翌年、受賞作『パラダイスロスト』(学研)でデビュー。また、宝塚歌劇団宙組にミュージカル脚本の原案を提供した他、舞台劇の脚本、ラジオドラマ、コント、エッセイなど多数を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおでん@やさどく管理人

30
パートナーを愛すること、子どもを愛すること。その強い思いは”守る力”となって、奇跡をも起こしてしまう。愛することができる人が幸せになれる、そんな世界になってほしいというメッセージが込められているような気がした。あとがきの「姉で大先輩作家の村山早紀さま」という書き方にはちょっと笑ってしまう。事実なんだけど。2016/07/29

カゲツナ

12
幽霊なのに彼女はなんだか幸せそうに感じましたね。家族愛ですね。 人は諦めない心で死神にも挑むことができる。 そして、奇跡が起こる? 感情移入してしまいもうラストは涙腺が。切ない。 でもエピローグの展開には笑みが零れました。素敵な物語をありがとう♪ あとがき読むと、昔に書かれたものをかなり改変されたみたいです。 それがよかったのかもしれませんね。 私は好きですね、この物語。 2015/12/02

hisato

11
帯の「あきらめなくて、よかった。」と「アゲイン」というタイトルだけで購入。 ラストがあまりにもハッピーエンド(なのだろうか?)と何でもありな展開になってしまってるんですが、人の想いの強さが前面に出ていて、好きな内容でした。 しかし、桜さんの状況がよく分からなかった。死神の方も職務を全うしてるんだが、傍観者なのか謎な感じでしたし。ただ、読み終わった後に分からないことが残るというのも悪くはないので、やっぱり好きな話ではあります。 何気に今回の読了で5周目くらいです。2016/08/10

ふゆ

10
最後、ウルっときてしまった。家族愛、守りたいものがある強さ。2016/04/29

岡本匠

10
村山仁志は4冊目。 今回もやはり同じフィールド(幽霊もの)。 自己犠牲と再生の物語。作者の死生観がよく表れている。午前0時のラジオ局もこんな感じになって行くのかな。2015/12/06

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