内容説明
山形県に暮らす、岡崎駿は高校二年生。幼い頃から郷土料理の芋煮鍋が大好きだった。美味しい里芋を育てたいと農業科に進学したものの、授業と実習に追われてばかり。そんなある日、課外研究で個性的な仲間たちと出会い、笑い、時には涙しながら、最高の里芋作りに挑戦する。さらに、毎年20万人が来場する「日本一のいも煮フェスティバル」への参加を目指すが…。農業高校生たちの食と笑顔あふれる青春グラフィティ!
著者等紹介
相澤りょう[アイザワリョウ]
山形県に生まれ、進学を機に栃木、東京へ南下したのちに、アミューズメントメディア総合学院東京校へ入学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たるき( ´ ▽ ` )ノ
57
とてもとても面白かった!!里芋にかける高校生の情熱が素敵。農業の世界をほんの少しでも知ることができて勉強になった。これをきっかけに興味を持つ人もいるんじゃないかな?芋煮会フェスティバルなんて知らなかったけど、こんなに規模が大きいのかー。ぜひとも食べてみたい(´∀`*)2018/03/08
ミーコ
25
初めて読む作家さんで余り期待してなかったのですが面白かったです。農業に賭ける青春ストーリー。駿が農家のおじいさんの所へ、怒鳴られても無視されても毎日通う駿の姿が良かったです。応援しながら読み進めました。ウイルスフリーと言う新しい農業が有る事も知りませんでした。芋煮会フェスティバルの里芋を食べてみたくなりました。2022/06/15
coco夏ko10角
24
これはいい農業×青春もの。芋煮会のスケールすごい!読後爽やかでした。2016/05/30
み
14
さくさくと♪高校生の青春農業話し、瞬くんも皆さんもステキなキャラで生き生きと。棚から手にした初読みの作家さんでしたが良かったです(^O^)2014/11/15
アウル
11
表紙と帯につられて購入。頭を使うよりも思い立ったら即行動する主人公が里芋が苦手な幼馴染の為に美味しい里芋を育てるために農業科へ進む所から話が始まる。里芋を知る所から始まり畑を作り、時には仲間と喧嘩しながらも絆を深めていき農業の現実を知り打ちのめされながらも前に進んでいく良い青春ストーリーだった。帯通りに芋煮が食べたくなるな。2014/07/01