内容説明
除霊番組のレポーターを務めることになった人気タレントの弥生、すみれ、香澄の三人。軽い気持ちで訪問したその家には、人智を遙かに超える霊が巣食っていた。次々に殺される霊能者たち。そこへ、最強の霊能者と謳われるNEOが登場し、想像を絶する除霊が始まる。この家、そしてそこに住む母娘の身に何が起こったのか。呪いの正体とは何か。そして、NEOは最強の心霊を倒せるのか。謎が謎を呼ぶ心霊サイキックホラー開幕!!
著者等紹介
白石晃士[シライシコウジ]
映画監督。『暴力人間』(97)で、ひろしま映像展企画脚本賞・撮影賞を受賞。翌年製作した『風は吹くだろう』で、ぴあフィルムフェスティバル準グランプリを受賞
三好幹也[ミヨシミキヤ]
1991年東京都生まれ。作家、ライター。2013年、日本大学法学部法律学科を卒業。現在、日本大学大学院法学研究科に在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
37
我ながら見えている地雷を踏む癖があるのは何とかしないといけないと思っている。とりあえずツッコミどころばかりなのだが、まず何でアイドルを出す必然性があるのか全くわからない。映像化されるのかこっちがノベライズかわかんないけど、画面に花を持たす意味か?主人公のキャラがあまりにも寒いし、これが放送できると考えているなら、常識どころか頭脳がないとしかいいようのないディレクターは出るわで、C級好きには堪えられない展開でありました。やがて謎はほとんど解明されないまま、『男坂』の最後みたいな感じで物語は唐突に終わる。2013/09/04
sin
20
ある意味ワンパターンな感じのジャパニーズホラーにカルトというスパイス!しかもあのグローバルな○○O○○を彷彿とさせる教団をからめて、表現だけでは某ドラえもんを連想させる怪奇現象?や、蠢く触手!!物語は行き当たりばったりとしか言いようが無いような流れでこじんまりとまとまっていくし、今後の展開を匂わせて終わってしまう。えっ手記だったんだ?もっと文章を手記っぽく表現してください。2013/08/13
さといも
16
怪奇現象が起きる家に番組で霊能者とタレントたちが訪れて…と、面白かったのだけど謎だらけ?結局カルト宗教絡みで、呪われていて死者も行方不明者も出ていて…どうなったのかな。まだつづきそうなんだけどこれはここで終わりなのかな?2018/04/27
tow
10
カルトとオカルトをごっちゃにしてはカルトに申し訳ない気がする。そしてまたスカッと終わらない。2017/01/01
yamakujira
4
ホラー小説らしい流れで、どんな過去の怨念が語られるのかと思ったら、あっさりと進んだなぁ。連載打ち切りを告げられて、あわてて最終回にした漫画みたいな印象だ。霊障も即物的で西洋っぽいのは、元が映像だからだね。映画のノベライズだったのか。ネオが左手の黒い手袋を外すと~鬼の手じゃなくてよかった。隣人はどんな関係があったのかとか、佳澄はどうしちゃったのかとか、よくわからないまま終わり。 (★★★☆☆)2015/06/24
-
- 和書
- ソネット集ダイアナ