内容説明
「お祈りの時間に振り返ったら、『だるまさん』に大切なものを奪われる」その学校には奇妙なルールがあり、皆がそれに従っていた。しかし、一つのきっかけにより、六人の生徒がルールを破り、それぞれの大切なものを奪われてしまう。ある者は眼球を、ある者は記憶を、ある者は聴覚を、そして、ある者は…。連鎖する悲劇の先に浮かび上がる『だるまさん』の真実とは?若き俊英たちが紡ぎだす、最悪に怖くて、最高に悲しい学園ホラー。
著者等紹介
岡田伸一[オカダシンイチ]
E★エブリスタにて活動する小説家
竹村優希[タケムラユキ]
E★エブリスタにて2008年より「ユキ」として執筆活動を開始
黒椅悠[クロイユウ]
E★エブリスタにて活躍する新進気鋭のホラー作家。別名義による著書多数
浅田陽陽[アサダハルヒ]
E★エブリスタにて活躍する新進気鋭のホラー作家。別名義による著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしりん
14
外見(表紙・タイトル・裏のあらすじ)に惹かれて借りてきたけど見かけ倒しというか残念な1冊だった。途中で読むの嫌になったのわがんばって読んだんだけどね~‘結局なに?’って感じ。2016/07/12
森鴎外
9
滅茶苦茶な本だとは思うが、読むの3回目くらい····· 人が沢山死にます2019/07/19
なみ
7
よく"戦慄のサイコホラー"というキャッチフレーズを目にしますが、この作品ほど当てはまるものはないと思います。 『お祈りの時間に振り返ると、だるまさんに何かを奪われる』そんなルールのある学校で……。 彼らがだるまさんに奪われたものとは──。2018/08/30
未菜
7
複数の作家さんが書いた作品らしくて、もの凄く読み難い。。改行の嵐でスカスカなのに、眠くて眠くて進まない。内容は良さそうなので、文章力と表現が違えばもっと面白かっただろうな。「失われた世界 神山兄弟」の章は良かった。乙一風に仕上がってるという印象。この話だけの独立でいい。すべての章に謎と謎解きが工夫して入れてあった点は良かった!2016/07/15
ブー
6
中古にて購入。6章からなる物語。4名のホラー作家さんによる合同作品。なかなか難解なお話でした。基本、だるま様の引き起こしている現象に対し、各話の主人公目線で進行します。所々リンクしているので、全体的に一つの物語としていることが判ります。ラストで基本謎解きらしき話ですが、事象が唐突過ぎて、全体を通しても解りづらいです。個人的には、甲田節ホラーのが好き。2017/05/11