Knock-the-knowing<br> 日本人が本当は知らないお金の話

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Knock-the-knowing
日本人が本当は知らないお金の話

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864714495
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

内容説明

お金って何なんだろうか?分かっているようで、実は知らないお金の真実を三橋貴明が解き明かします。これを知っていると知らないとでは、人生が180度違ってきます。日本人の全てが必読の“お金持ち”のための必須の知識を教えます!

目次

第1章 お金の正体(ミダス王はなぜ死ぬのか?;お金は交換のために生み出された「モノ」なのか;アダム・スミスの貨幣観;アリストテレスは「お金の正体」を間違えた;お金と債務の弁済;負債=債務としてのお金;お金の「単位」;譲渡性)
第2章 歪むお金(「誰もがお金を発行できる世界」を想像してみよう;お金の担保;シニョリッジ(通貨発行益)
お金の価値の低下=インフレーション
歪んだお金―ジョン・ロックの狂気
お金の担保と経済力)
第3章 お金と富(お金の需要と経済成長;経済成長すればお金=負債が増える;デフレの恐怖;量的緩和の意味;国家の富とは何なのか?)

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
株式会社経世論研究所所長。東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業、NEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立、三橋貴明診断士事務所(現、経世論研究所)を設立。2007年、インターネット上の公表データから韓国経済の実態を分析し、内容をまとめた『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)がベストセラーとなる。その後も意欲的に新著を発表している。単行本執筆と同時に、雑誌への連載・寄稿、各種メディアへの出演、全国各地での講演などに活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

9
「そもそも資本主義とは、誰かが負債を増やさない限り、経済成長は不可能なのです」という通りで、国が借金(=国債を発行)し、紙幣を広く国民に回すことで経済が成長するのが資本主義で、仮に国債を一切発行しなければ、やがて経済成長そのものがなくなり、国民は一斉に貧しくなります。紙幣そのものの信用を裏付けるのも経済成長であり、仮に物が何もない世界では、お金や金よりも一杯の水の方が価値があります。財務省は「国の借金」が1000兆円突破とあおりますが、あれは政府の借金であり、国民にとっては資産です。騙されそうです。2023/03/18

乱読家 護る会支持!

7
日本政府がすべき事は、、、 「デフレ脱却」と「より付加価値を生み出す産業を伸ばす」事であり、 消費税を増やす事ではないと、、、 なんとなくかわります。 お金は「財産そのもの」ではなく、「債務と債権の記録」に過ぎない。 皆が1万円札には一万円の価値があると信じきる事で貨幣経済が出来る。 現金紙幣は、国家にとっては負債。 一つの共同体内部において、物々交換が取引の主流になった事は無い。 日本は、対外純資産340兆円の世界最大のお金持ち国家。アメリカの対外純負債は834兆円で、世界最大に借金国家。 2017/10/16

are8591

3
筆者のブログを読んでいて、お金や経済用語などの定義や、事象の本質的な理解が足りないと感じて購入。読後に感じるのは、経済の話を人に理解してもらうよう説明するのは容易ではないという事。筆者はいつも通り丁寧に分かりやすく説明しているのだけど、それを自分の中で体系的に整理しまとめるのが困難なのか、生きた知識に昇華しづらいという感触でした。読めばわかる程度の話なので、とにかく身につくまで何度も読むしかないのでしょう。読みやすいので、専門的な知識がない人にもお勧めではあります。2020/09/11

おの

2
図書館本。経済力とは、お金のあるなしではなく、国民の需要を満たす、モノやサービスの供給能力のこと。お金があっても、モノがなければ生きていけない!は本当にそう。お金使おう!2020/04/21

munesan

2
三橋さんに関しては書籍よりも毎日ブログで勉強させてもらってたけど、今回はお金に絞った内容という事で購入。メソポタミア文明まで遡ってお金の正体を「債務と債権の記録、他」と定義して現代の状況を紐解いていった過程は圧巻だった。そしてわかりやすい。特に日銀当座預金に関しては、これまで理解する事が難しかったのだが、この説明でかなり理解できた。この項だけでも書籍の価値はあったと思う。とにかく難しい内容を明瞭に伝える技術は天才的やと思う。それだけの知識量があっての事だと思うが、その点も勉強になった。2017/11/17

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