出版社内容情報
すべての教科は国語力が土台!
どうしたら子どもの学力が伸びるのか
これからの時代に必要な「本当の学力」がわかる!
【著者紹介】
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内容説明
すべての教科は国語力が土台。2020年以降の大学入試は「知識詰め込み型」から「課題解決型」に!大学入試制度が激変!今から何をするべきか?
目次
第1章 新しい教育
第2章 新しい国語の教科書
第3章 新しい論理的思考
第4章 幼児から小学校で学ばせる国語
第5章 時代はクリティカルな思考へ
第6章 メディア・リテラシー
第7章 ロジカル・ライティング
著者等紹介
出口汪[デグチヒロシ]
関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了。広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員、現代文講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
17
ものすごく参考になった。論理の必要性については痛感。それを授業にどう活かして行くか。自由に言いっ放しでは、論理性は育たない。クリティカルシンキングのために、伝えていかなければならないのは何か。今の自分にも、仕事にも活かせるヒントがたくさん。#kindle2020/01/05
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
14
現在の暗記偏重の学校教育が、江戸末期に端を発しているとは。そりゃ、どんなに考える力を伸ばそうと思ってもできないわけだ。2024/08/13
あーちょ
9
論理的思考や、色々な視点から考えるクリティカルシンキング。学校教育の国語で感想を書くのは、子どもたちに意見をたせ主体的に学習させたり、文法的な指導をしたりするためという視点が抜けていたように思うが、接続語や主語述語などの指導が重要なのはよく分かり、共感した。2020/04/29
hippos
7
愚息の国語が伸びない理由がよくわかった。国語における論理力の鍛え方がまったく足りない。文章をフィーリングで捉えることは止めてロジカルに。まず、ここからはじめる必要があることを痛感した。2017/06/18
koheinet608
6
氏はこの著作で、日本の国語教科書には「思想性」がなく、ただ名文を集めただけの教科書と言っています。 この意見は非常に逸脱です。これは私の推測ですが、氏は日本の教育の欠点が、「思想性」と「論理性」がないことを見抜いているんだと思います。海外のどの国の教育にも、思想と論理があります。思想を宗教といってもいいです。不思議ですが、日本にはこの二つがありません。 思想は個人に規範を与え、論理は個人に動機を与えます。 最も重要な要素が欠けている中で教育改革を行う必要性があるのか、改めて考える必要があると思います。2017/11/09