「知っておきたい熱力学の法則と賢いエネルギー選択」―アメリカの科学者が提案するエネルギー危機克服法

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  • サイズ A5判/ページ数 244,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864690003
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0040

目次

第1部 基礎―エネルギー考(エネルギー問題;ではエネルギー問題にどう対処したら良いか;熱力学;エネルギーの節約)
第2部 現存のエネルギー源(化石燃料)
第3部 代替エネルギー源(化石燃料に替わるエネルギー源;バイオ燃料;風力と水力;地熱;太陽エネルギー;核エネルギー)
第4部 結論(まとめ)

著者等紹介

スタイン,リチャード・S.[スタイン,リチャードS.][Stein,Richard S.]
マサチューセッツ州立大学名誉教授。1945年ブルックリン工科大学卒業、1949年プリンストン大学大学院(Ph.D.)。マサチューセッツ州立大学に世界的な高分子研究拠点(1961~)を創設したことで知られる。アメリカ科学アカデミー及び工学アカデミー会員。気候変動・環境・エネルギー問題に強い関心をもち、マサチューセッツ州ベルチャータウン(Belchertown,MA.)のパイオニア・バレー・バイオ炭・計画(Pioneer Valley Biochar initiative)の創始者の一人である

パワーズ,ジョセフ[パワーズ,ジョセフ][Powers,Joseph]
1953~55年アメリカ陸軍化学部隊将校として、キャッスル作戦(マーシャル群島ビキニ環礁での水爆実験:第五福龍丸事件)、ティーポット作戦(ネバタ州)などの核爆弾計画の中で、線量測定、除染、観測を担当。1961年マサチューセッツ州立大学大学院高分子化学専攻(Ph.D)、国立標準局(NBS、現NIST)(高分子物理)、アメリカン・シアナミド社(繊維材料研究)を経て、現在ユナイテッド・エアクラフト社プラット&ウイットニー部門(燃料電池開発)及び、シコルスキー・エアクラフト部門(ヘリコプター材料研究)勤務

安部明廣[アベアキヒロ]
東京工業大学名誉教授、理学博士。1934年生まれ。1958年東京大学理学部化学科卒業。1963年Polytechnic Institute of Brooklyn Ph.D。1977~94年東京工業大学工学部助教授・教授、1995~2009年東京工芸大学工学部教授・特任教授。その間、(財)祈月書院理事長、Stanford大学/IBM客員教授、Max Planck研究所客員教授、高分子学会会長、Pacific Polymer Federation理事、国際純正・応用化学連合(IUPAC)Titular Member、日本学術会議会員・連携会員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

13
エネルギー問題の基礎となる科学(物理)は、単純明快。しかしこの部分の理解が進んでいないことも事実。確かに、科学だけでは解決できず、工学や経済学、政治も絡んでくる大問題ではあるものの、解決のための時間は非常に限られている問題でもあります。難しい...けど立ち止まれない問題。。。2014/01/20

Arowana

1
簡潔明晰で今後の展望を描くための最適な入門書です。高等学校の教科書に採用しても良い程の必須教材で、有難い一冊でした。科学者からの良心的なアドバイスです!2018/03/06

chokujin

0
会社の図書室で購入したので読んでみた。アメリカの一科学者はエネルギーはどうあるべきと考えているのか?化石エネルギーを再生可能エネルギーに代替していかないとダメだという至極当たり前の結論だが、どうやって実現するのか?具体案は無い。社会問題や政治問題や企業の問題を指摘するばかり。バイオ燃料を気に入ってるみたいで、それもよいが、原子力も反対とは言わない。核融合に期待しているふうな書き方である。すべて定性的な議論に終始しているので何が正しいのか、結局のところ不明である。2012/05/06

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