出版社内容情報
専門家の領域であった障害児教育は、今やすべての教師がかかわる特別支援教育へと変化した。その基礎知識と実践例をわかりやすく解説専門家の領域であった障害児教育は、今やすべての教師がかかわる特別支援教育へと変化をみせている。本学教職課程「美術と福祉プログラム」の20年にわたる蓄積から、障害についての最低限の知識のみならず、造形ワークショップによる交流、他者理解を伝授する。子どもたちを中心に、教師が、保護者が、地域の人々も含めてチーム学校として一緒に悩み、取り組むことで、障害のある人もない人も平等に参加する共生社会に近づいてゆく。
まえがき
第1章 共生社会のためのインクルーシブ教育
第2章 身体障害の理解と配慮と指導の基礎
第3章 知的障害、発達障害、障害以外の特別な教育的ニーズの理解と配慮と指導の基礎
第4章 特別支援学校の教育とアート
第5章 特別支援学級の役割とアート
第6章 通級による指導の役割とアート
第7章 通常学級における配慮とアート
第8章 児童館等における障害児、幼児への配慮とアート
第9章 地域における障害理解とアート
第10章 学校と社会福祉施設の連携
第11 章 事例研究 特別支援学級での実践とアート
第12章 事例研究 ソーシャル・インクルージョンとしての「だれでもワークショップ」
第13章 事例研究 障害のある子どもたちと歩んだアートと日常
第14章 事例研究 アール・ブリュット作品などを題材にした対話型鑑賞の授業
第15章 事例研究 乳幼児から幼児を対象とした造形プログラム
あとがき
索引
高橋 陽一[タカハシ ヨウイチ]
編集
高橋 陽一[タカハシ ヨウイチ]
著・文・その他
葉山 登[ハヤマ ノボル]
著・文・その他
田中 千賀子[タナカ チカコ]
著・文・その他
有福 一昭[アリフク カズアキ]
著・文・その他
杉山 貴洋[スギヤマ タカヒロ]
著・文・その他
川本 雅子[カワモト マサコ]
著・文・その他
内容説明
武蔵野美術大学「美術と福祉プログラム」20年にわたる実践から、造形ワークショップによる障害理解と万人にひらかれた美術教育が、これからのインクルーシブ教育を担うどんな学校の教師にも必要となる特別支援教育の知識と技法。
目次
共生社会のためのインクルーシブ教育
身体障害の理解と配慮と指導の基礎
知的障害、発達障害、障害以外の特別な教育的ニーズの理解と配慮と指導の基礎
特別支援学校の教育とアート
特別支援学級の役割とアート
通級による指導の役割とアート
通常学級における配慮とアート
児童館等における障害児、幼児への配慮とアート
地域における障害理解とアート
学校と社会福祉施設の連携〔ほか〕
著者等紹介
高橋陽一[タカハシヨウイチ]
1963年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。武蔵野美術大学造形学部教授。日本教育史(国学・宗教教育)を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。