内容説明
博物館の資料保存はいかにあるべきか。東京国立博物館が実践する診断・予防・修理一体の「臨床保存学」
目次
第1章 博物館における資料保存の意義
第2章 環境と資料の状態診断
第3章 環境と予防保存
第4章 劣化と修理保存
第5章 教育と普及
第6章 環境保護と博物館の役割
著者等紹介
神庭信幸[カンバノブユキ]
1954年島根県生まれ。独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館学芸研究部保存修復課長。1977年東京都立大学理学部物理学科卒業、1979年東京藝術大学美術研究科大学院修士課程保存科学専攻修了、1997年博士号取得(美術、東京藝術大学)。1992年国立歴史民俗博物館情報資料研究部助教授、1998年東京国立博物館学芸部保存修復管理官を経て、2001年より現職。専門は文化財資料の臨床保存学。特に予防保存と修理保存、伝統と科学の融合的かつ実践的な保存手法の確立に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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