内容説明
幕府収納絵図から城と領国支配を考察する。
目次
第1章 「正保城絵図」から見た初期松江城
第2章 幕府収納出雲国絵図に記された「古城」と近世初頭の本・支城体制について
第3章 近世出雲国の居城名称に関する一考察―松江城はいつから「松江城」と呼ばれるようになったのか
付章 松江城築城頃の地理・歴史的環境
著者等紹介
稲田信[イナタマコト]
1960年島根県大原郡木次町(現雲南市)生まれ。1983年島根大学法文学部文学科(歴史学研究室)卒業。同年~宍道町教育委員会、松江市教育委員会に勤務。宍道町蒐古館館長、宍道町教育委員会生涯学習推進室長、松江市教育委員会宍道分室長、松江市歴史まちづくり部史料編纂課長(松江城調査研究室長)、同部次長などを歴任。雲南市文化財保護審議会委員など
小山祥子[コヤマサチコ]
1981年島根県松江市生まれ。2004年島根大学法文学部社会システム学科(歴史学研究室)卒業。同年~松江市教育委員会文化財課、松江市観光振興部歴史資料館整備室、松江歴史館、松江市歴史まちづくり部史料編纂課(のち史料調査課)に勤務。松江市文化スポーツ部松江城・史料調査課史料調査係長
西尾克己[ニシオカツミ]
1952年島根県出雲市生まれ。1976年島根大学教育専攻科終了。1977年~島根県教育委員会、島根県埋蔵文化財調査センターに勤務。島根県古代文化センター長などを歴任。出雲市文化財保護審議会委員、大田市文化財保護審議会委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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