出版社内容情報
「バタ足シリーズ」5作目は、物語で伝えるノンデュアリティ。
真理を話す少年と、それを聞く者であると同時に、物語全体の語り手でもある主人公の二人の会話だけという、
ごくごくシンプルな設定で話がすすみます。
内容説明
著者初の小説。成功を追い求め、あらゆる努力の果てに、うつと体調不良になってしまった主人公が、公園で小学4年生の自分と出会う…。「ねえ、君は何を知ってるの?」私が訊くと、「ほんとうはキミが知ってるはずのこと」彼は、それが当然のことのように言った。物語で読み解くノンデュアリティ。
著者等紹介
金森将[カナモリショウ]
東京都練馬区出身。30歳を過ぎて願望実現にはまり、40歳を過ぎてケーキ店を持つ。50歳を過ぎて生き方に行き詰まり、あらゆる願望を投げ捨てたある日起きた突然の空白。波のように押し寄せる“気づき”の中身を綴ったブログが人気となる。その後、ノンデュアリティをわかりやすくひも解くウェブ上の幼稚園『ノンデュアリティかなもり幼稚園』を設立。園長としてその活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。