出版社内容情報
『22を超えてゆけ』『宇宙時計』辻麻里子氏の処女作、待望の復刊!
生と死のはざまで、白髪長身の老人との出会い、さまざまな体験を通して、
主人公が選んだこととは?
圧倒的な情景描写と感覚描写で魂の世界を描く!
「光を目ざし魂を進化させること以外に、生きる目的を私は知らない」
「魂に夜明けが訪れない限り全貌は明らかにされず、
私は暗闇の中を永遠に彷徨い続け、倒れても倒れても再び混沌とした闇から立ちあがり、
懲りもせず他のものに生まれ変わるのだった。」(本文より)
内容説明
生と死のはざまで、白髪長身の老人との出会い、さまざまな体験を通して、主人公が選んだこととは?圧倒的な情景描写と感覚描写で魂の世界を描く!
著者等紹介
辻麻里子[ツジマリコ]
1964年横浜生まれ。幼少時の臨死体験を通して、アカシック・レコードを読むことができるようになった。また、環境NPOの活動にも積極的に関わっており、エコロジカルな生活を提唱していた。2017年宇宙に帰る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ワタナベ読書愛
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2000年文芸社より出版。2020年ナチュラル・スピリット社より復刊。筆者は2017年に逝去。犬の散歩中にがけから落ちて死亡した女性が体験した不思議な体験談。臨死体験とは違い、主人公は復活しない。死ぬ間際の様子、肉体を失ってからの冒険、様々な出会いや体験、自我が無くなっていく様子。どれもこれも想像できない妙な感じだが、どこか懐かしいような、納得できるようなところがあったりして、面白い。SFだと思って読んでもよし。実話だと思ってもよし。実話だとしたら、誰が書いているのか?そこが不思議な話のスゴイところだ。2024/11/08