内容説明
縄文の熊野の女酋長ニシキトベを通して、人間本来の姿を取り戻す!熊野の磐座、レイライン、陰陽、女と男、レムリア、縄文と征服者カムヤマトイワレビコ、ニギハヤヒ、和合―。封じ込められた記憶を解放してゆく…
目次
プロローグ 歴史の裏と表をめぐって(縄文の酋長が天津神に出会ったとき…;フツノミタマで断ち切ったものは…? ほか)
第1部 見えないものを形にする(分離の歴史を超えていく;根の切れた者を癒す歌;蛇の踊り ほか)
第2部 歴史の闇をつきぬけて(ニシキトベの復活;割れたニシキトベ;ニシキトベと神武を和合させる? ほか)
エピローグ 融和(二つの玉を持つニシキトベ―光と闇を超えていく;稲穂を持つ男―隠された三つ目の要素)
著者等紹介
佐藤シューちひろ[サトウシューチヒロ]
1962年生まれ。陶芸作家、著作家。早稲田大学フランス文学科修士。1993年よりオーストリアに在住。2006年より見えない存在たちの声が聞こえるようになり、陶芸作品と著作での表現に携わってきた。2017年より、磐座ツアーやマヤ暦ワークショップを行い、見えない世界との繋がりを広める活動もしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のりきよ
1
縄文時代に一般的だった心のありかたや、陰陽の法則・磐座の原理などについて書かれていた。熊野へ行った際には、是非ニシキトベの痕跡を訪ねてその場の空気を肌で感じてみたいと思った。だが、イワレビコやニギハヤヒといった記紀の人物が絡む歴史考察に関しては、学術的根拠に欠けた筆者の妄想ばかりで、内容が薄いように思った。特に、征服戦争しに来た神武軍がニシキトベの所に留まり一緒に楽しく暮らしていたとか書かれていた部分は、流石に白けた。本書は歴史の本というよりも、縄文人の精神性について書かれた本だと認識したほうがいい。2017/11/23
Happy Chieko
0
熊野に行く前に読んだ本。縄文時代の人々がここに住んでいたと感じられた。2020/11/03
あきいら
0
受容と開放の物語。多くは著者のイメージの産物だけど、ニギハヤヒの話は意外とありかも。2018/04/13
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