桜鱒はなぜ「ヤマメとサクラマス」になったのか―釣り人が知りたい謎を解き明かす

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桜鱒はなぜ「ヤマメとサクラマス」になったのか―釣り人が知りたい謎を解き明かす

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864477482
  • NDC分類 487.61
  • Cコード C2075

出版社内容情報

魚類の研究者であり、釣り人でもある著者が、研究対象にして釣りターゲットでもあるサクラマスを柱に、ビワマス、サツキマス、サラマオマスからなる、いわゆる“サクラマス群”の生態、進化、保全等について縦横無尽に解説します。

本書は、水生生物を研究者目線で扱う専門誌『海洋と生物』で4年に渡る連載「サクラマス その生涯と生活史戦略」を、釣り人にも有益で読みやすく再構成したもの。前著『サクラマス・ヤマメ 生態と釣り 鱒釣りと種の起源を探る特別講座』の内容をさらに広げ、系統立てて深掘りしていきます。

サクラマス群がどのようにして川から海への回遊行動を進化させてきたのか、そして北太平洋で大回遊を行なうシロサケやカラフトマスなどの太平洋サケが進化を遂げるうえでサクラマスがいかに重要な存在だったかを、科学の視点からつまびらかにしていきます。

一方で、サクラマスやヤマメといったトラウトが生息する流域環境へのさまざまなインパクトに対して、科学の側面から突入口となるアイデアを提供し、またサクラマスと教育との関係性、国際的な研究協力についても紹介しています。

内容説明

アングラーでもある研究者が、ビワマス、サツキマス、サクラマス、サラマオマスからなる“サクラマス群”がたどってきた進化の歴史と、シロサケやカラフトマスとの関係性に科学の光をあてる。そして見えてきたのは、私たちが強く惹かれてやまないトラウトの深層かもしれない。

目次

第1章 回遊行動のメカニズム(サクラマスの分類、分布、回遊生活;サクラマスの降海回遊と環境要因 ほか)
第2章 回遊行動の生態(サクラマス群の稚魚期の河川内における生態;サクラマス群の成魚の河川内における生態 ほか)
第3章 回遊行動の進化(サクラマスの秋スモルト;サクラマス群の回遊行動の進化(前編) ほか)
第4章 アウトリーチ(ドローンによる空からの行動追跡;切り欠き魚道の可能性 ほか)
第5章 サクラマスの立ち位置(サクラマスの生活史戦略)

著者等紹介

棟方有宗[ムナカタアリムネ]
東京都出身。2000年、東京大学大学院農学生命科学研究科水圏生物科学専攻博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、宮城教育大学理科教育講座講師を経て同教授。また2007年よりオレゴン州立大(Department of Fisheries and Wildlife)courtesy faculty。専門は、魚類行動生理学、生態学、環境教育学で、国内ではサクラマス、シロサケ、アユ、ウナギ、メダカ、タナゴの研究や保全に、またアメリカやノルウェーではスチールヘッドトラウトやアトランティックサーモンの研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Go Extreme

1
サクラマスとヤマメの関係 同種でありながら異なる生態 降海型と河川残留型 ビワマスが最初に分化 サツキマスとサクラマスの分化 サラマオマス なわばり争いにおける優位性 銀化変態 劣位になった稚魚 優位な個体は川に残る 秋スモルト 夏場の高水温を避ける 二段階の遡上回遊 生まれた川を認識する能力 礫底に産卵床 雌雄横並び 受精卵は礫の間で保護 河川の分断を解消 魚道の設置 自然繁殖力を高める バイオロギング技術 音波タグや電波タグ 回遊行動の追跡調査 降海や遡上のメカニズム 新たな生活史戦略2025/04/09

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