出版社内容情報
キノコはスーパーマーケットで買うもの。そう思っている人が大半でしょう。でも実は、キノコは私たちの生活に非常に身近なところ、例えば道端や公園、街路樹の周り、はたまた庭や植木鉢、部屋の柱などの身近な生活圏から自然豊かな奥山までいろいろなところで出会うことができます。そんな野生のキノコの中には色や形の美しいもの、珍しいもの、美味しいもの、あるいは栄養のあるものや時に怖い毒キノコなど色々な種類があります。
また、秋の味覚というイメージがありますが、実は年中何かしらの種類がしっかりとそれぞれの役割を担って生えてきます。本書ではそのような身近な場所から奥山でよく見られるキノコをたくさん掲載しました。さらにキノコの美味しい食べ方やその周りに生きている面白い生物についても少し触れています。
キノコを見て愛でること、採って食べること、キノコが人生をより豊かにしてくれること、そんな菌活をぜひ始めてみませんか。
内容説明
美味しいきのこを食べることはもちろん、きのこにまつわるルールや注意点を学ぶこと、きのこを探して野山を歩いたり撮影すること、きのこを探して虫や鳥や動物や植物にも目を向けること、それら全部が菌活なのです!
目次
第1章 キノコ探しの前に(キノコとは;キノコの特徴;キノコ狩りの心得 ほか)
第2章 野生のキノコ図鑑(アイタケ;アオイヌシメジ;アカイボカサタケ ほか)
第3章 採りたてキノコで簡単美味料理 シングルバーナーと金属七輪でお手軽アウトドアクッキング(ヤマドリタケモドキのリゾット;アミガサタケのクリームパスタ;ホンシメジの炊き込みご飯 ほか)
著者等紹介
牛島秀爾[ウシジマシュウジ]
1980年生まれ、山口県出身。幼少の頃よりきのこに親しむ。日本菌類専門学校、鳥取大学農学部を経て、(一財)日本きのこセンター菌蕈研究所主任研究員。博士(農学)。専門はハラタケ類とコウヤクタケ類の分類。夏から秋は一般向けのきのこ観察会などの講師を担当。鹿野河内川河川保護協会で渓魚と川の保護・保全活動に参加。きのこアドバイザー(日特振)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tamako
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ひょるひょる
kaz